
ビートルズの伝説のライブ・レコーディングを自分の手元に永久保存できる!
話題のドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』のブルーレイおよびDVDが7月13日(水)に日本発売される。それぞれ3枚のディスクからなるコレクターズ・エディション。ビートルズの数々の傑作ナンバーの創作模様や彼らのラスト・ライブとなったいわゆる「ルーフトップ・コンサート」が収録されている。
当初の4月20日の日本発売の予定が延びていた。
このドキュメンタリーを手がけたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作で知られるピーター・ジャクソン監督。同監督自身が大のビートルズ・マニアであることから、1969年1月の「ゲット・バック・セッション」を記録した57時間以上のフィルムと150時間を超える未発表を含む音源をまさに「ファン目線」で全3話、約8時間の大作にまとめあげた。
収録時間はディスク1:156分、ディスク2:173分、ディスク3:138分。ブルーレイは税込み16,500円、DVDは同13,200円。日本語解説、4枚組アートカードつき。

ビートルズは1966年にコンサート活動を休止、翌年にはマネージャーのブライアン・エプスタインが急死、メンバーがそれぞれの活動に比重を移しつつある中、バンドの結束に陰りが見えてきた。それを克服すべく彼らが「原点回帰」のため乗り出したのが、のちに「ゲット・バック・セッション」と呼ばれるようになるライブ・レコーディングであった。
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そのハイライトともいえるのが’69年1月30日にロンドンのアップル本社屋上で抜き打ち的に行われたゲリラ・ライブ「ルーフトップ・コンサート」である。この42分におよぶ、グループとして「最後のライブ」も史上初ノーカット完全版で堪能出来る。

主な収録曲は「ドント・レット・ミー・ダウン」、「ゲット・バック」、「レット・イット・ビー」、「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」、「フォー・ユー・ブルー」、「アイ・ミー・マイン」、「トゥ・オブ・アス」、「ワン・アフター909」。
この「ザ・ビートルズ:Get Back」は2021年11月下旬から、米娯楽大手ウォルト・ディズニーの動画配信サービス「ディズニープラス(Disney+)」で独占配信されている。この新コンテンツなどで同サービスへの新規契約が急増したといわれる。