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【童話】ばれてしまったリルルの秘密「この森から出て行け!」

幻冬舎ゴールドライフオンライン

※本記事は、戸加里葉奈子氏の書籍『妖精リルル』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

【前回の記事を読む】【童話】妖精リルルは、人間の男の子に恋をしてしまいました。

童話 妖精リルルと芳芽の出会い

リルルは芳芽の部屋に入ると、気難しそうに腰をおろしました。それを見て、芳芽は今日のリルルはいつもと違うと気づきました。

「どうしたの、今日はいつもと違うじゃない。」

芳芽が優しくそう言うと、リルルはもう黙っていられなくなって、

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「あ、あのね。芳芽君のことずっと好きだったの!!」

ついに言ってしまいました。芳芽はいきなり言われたので、びっくりしてしまいましたが、冷静に、

「そりゃ、僕だってリルルは好きさ。だけど、付き合うこと出来る? 僕達、人間と妖精じゃないか。妖精と付き合う気になんてなれないよ。」

妖精……。そっかあ、妖精と人間じゃ駄目なんだ。芳芽のこの言葉は、リルルの胸に激しく突き刺さりました。リルルは泣き叫びながら、芳芽の家を出て、自分の森へ帰ってしまいました。丁度、いたずらもののミートンがこの様子をしっかり見ていました。

「ははん、さてはリルルの奴、人間と親しくなったか。こいつは面白い。王様に告げ口してやろう。」

 

いたずらもののミートンは、さっそく王様の所へ行って、

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