
5月10日、総務省が発表した2021年の『家計調査』によると、3年連続、1世帯貯蓄額は増加。過去最高を記録しました。コロナ禍、お金を貯めこむ日本人の姿をみていきました。最新の貯蓄事情をみていきましょう。
日本人の貯蓄額…3年連続で増加
総務省『家計調査 貯蓄・負債編』によると、2021年、二人以上世帯の貯蓄額は平均1,880万円、そのうち世帯主が会社や官公庁等に務めている勤労者世帯(社長や取締役、理事など、会社団体の役員である世帯を除く)に限ると平均1,454万円。さらに中央値をみると、二人以上世帯で1,104万円、勤労世帯833万円でした。
平均貯蓄額は前年比5.0%増で3年連続の増加。比較可能な2002年以降で過去最高になったと発表されました。
【二人以上世帯の貯蓄額の平均値・中央値】
2021年:1,880万円(1,104万円)/1,454万円(833万円)
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2020年:1,791万円(1,061万円)/1378万円(826万円)
2019年:1,755万円(1,033万円)/1376万円(801万円)
2018年:1,752万円(1,036万円)/1,320万円(798万円)
2017年:1,812万円(1,074万円)/1,327万円(792万円)
出所:総務省『家計調査 貯蓄・負債編』より
※数値左:二人以上世帯 右:二人以上世帯のうち勤労世帯
2022年5月19日