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【吉田輝和の絵日記】就活女子の私生活を覗くADV『ノゾムキミノミライ』では筋肉は全てを解決しない

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【吉田輝和の絵日記】就活女子の私生活を覗くADV『ノゾムキミノミライ』では筋肉は全てを解決しない

!注意!本記事の画像には、CERO:D(17歳以上対象)に区分された性的な表現が含まれています。閲覧にはご注意ください。

「他人の生活を覗くゲーム」なんてものがあるのかといいますと……実は意外とあるんですよ。僕が大好きな『ROOMMANIA#203』もそのひとつです。

『ROOMMANIA#203』は、平凡な大学生のネジタイヘイの私生活を覗きながら、彼の行動に介入していくアドベンチャーゲームなんですけど……って、この説明をするだけでも稀に他人に引かれることがあります。確かに、人の私生活を覗くゲームだもんなあ。

今回は、qureateから発売されたニンテンドースイッチ向けソフト『ノゾムキミノミライ』。本作は、アパートに住み着く座敷わらしになり、住人である臼井咲千の私生活をこっそり覗きながら素敵な未来へと導くアドベンチャーゲームです。

これも私生活を覗くゲーム!ただ違うのは、覗く対象がむさ苦しい男子ではなく女子大生ってことです。こいつは背徳感がヤバそうな予感……!

座敷わらし、就活女子とこっそり同棲する
女子大生の臼井咲千は、アパートの取り壊しにより引っ越しを余儀なくされる。

そんな折、激安物件を見つけるも、物件情報の備考欄には「神様在住」という怪しい記述があった。それでも背に腹は代えられない彼女は、訝しく思いながらもそのアパートの入居を決める。

入居の条件は「怪しくもなんともない、なんの変哲もない鈴を肌身放さず持っておくこと」だそうだ。

「神様在住」だとか「鈴を肌身離さず持っておく」だとか怪しさが爆発している。

それなら人が死んだ事故物件の方がまだマシだ!

そんな怪しさ120%のアパートだが、部屋は築30年とは思えないほどリノベーションされており、意外にも清潔感が漂っている。

咲千ちゃんは、そんな住み心地の良さに安心しきっているのか、特に何も気にせずに普通に生活を送っているが……。

実は、この部屋には姿の見えない座敷わらしが存在するのだ。

座敷わらしであるプレイヤーは、咲千ちゃんの就職活動のお手伝いをしていくことになる。

具体的に何をするかといえば、部屋には咲千ちゃんの能力値を上昇させるアイテムが配置されているので、鈴の音を鳴らしてそのアイテムを手に取るように誘導するのだ。

その方法は、対象にカーソルを合わせてボタンを押すだけ。机の上のノートを選択すれば勉強し、ベッドの上を選択すれば筋トレを始めるぞ。

どうやらエンディングは全部で20種類あるみたいだな!

よし、座敷わらしおじさんに任せとけ!僕が咲千ちゃんをみっちり鍛えてやるぜ!

就職活動に必要なのは……筋肉では……ない!?
ゲームは10のチャプターに区切られており、各チャプターは数分で終わる。

プレイヤーは、1DKの部屋を自由に移動可能だ。最初は狭いと思ったけど、色んな家具が配置されているので探索し甲斐があるな~。

ただ、チャプターごとに制限時間が設けられているので、そうのんびりとはしていられない。

まずはテーブルの上のノートに誘導して勉強をさせてみた。よし、知力が上がったぞ!

ひとつの行動ごとに数十秒の時間を要するので、制限時間内に選択出来る行動は限られそうだな。まあどのエンディングに到達するにしてもある程度の能力値は必要なんだし、手当たり次第に誘導していこう。次、筋トレね!

僕の誘導によって、ベッドの上で腹筋起こしや腕立て伏せなどの筋トレに励む咲千ちゃん。

足の方に回り込めば、何がとは言わないが……見えるぞ!

あ、見えるか見えないかの確認はゲムスパの仕事でやってることだから!

どうやら咲千ちゃんは、就職活動に四苦八苦しているようだ。

咲千ちゃん、就職活動に焦りは禁物だ!僕の友達の大原くんなんて妻子持ちなのに約2年間の無職ライフを満喫していたぞ!

ゲームの進行に合わせ、咲千ちゃんに色んなポーズを取らせたり、ボディタッチをしたりできるようになった。

これらのアクションは能力値の上昇にも繋がらないうえ、限りある時間が消費されてしまうので、おそらくゲームとしては意味のない行動だろう。

だが……試さずにはいられない!(つんつん)

プレイヤーの心理をついた巧妙な罠か!?

そうこうしている内に10のチャプターが終了した。

ちょっと筋トレを頑張りすぎて体力MAXのマッチョになってしまったかな~。

いや、このくらい鍛えておけば不条理な圧迫面接にだって耐えられるだろう。

全体的に能力値もかなり上がってるし、良い就職先が見つかるんじゃないか?

そうして迎えたのは……咲千ちゃんがひきこもりになるバッドエンド!

闇雲に能力値を上げるだけでは駄目だったのか~。

あ、そうか!

そういえば各エンディングに到達するには、部屋に落ちている特定のアイテムを拾ったうえで、能力値を指定された値の範囲内に納めなければならなかったな。

ゲーム内で説明されていたけど、咲千ちゃんのリアクションを見るのに夢中になってすっかり忘れていた。

よし、やり直しだ。

咲千ちゃんがマッチョじゃない世界線に行こう……。

失敗は無駄じゃない!ゲーム終了後は色んな要素が解放
1週目はバッドエンドになってしまったが、徒労に終わったわけではない。ゲーム終了後は様々な要素が解放されるのだ。

例えばロデオマシーン。一見すると普通の運動器具だが、何かスケベな予感がする……。

これは……けしか……ロデオマシーンが動く様子は君の目で確かめてくれ!

ほかにも、特定の能力値を上げ下げできるドリンクが解放された。目当てのエンディングに到達するために、時には能力値を下げる必要もあるので、こいつは便利だな!

さらにエンディングに到達すると報酬として衣装も手に入る……って、下着!?

そう、本作にはお着替え要素があり、髪型や服装、そしてなんと下着まで自由に変更できるのだ。

あの衣装と運動器具を組み合わせたら……なんだかとんでもないことになりそうだ。あとは君の目で確かめてくれ!



ゲーム終了後に解放される要素も多く、周回プレイが前提の作りになっていると思います。1周するのに1時間もかからないので、サクッと2周目に入れました。

咲千ちゃんのリアクションもいちいち可愛らしく、年齢的に自分の子供でもおかしくない年だったので、子供を見守る父親のような面持ちで慈しんでおりました。嘘ではないです。

そういえば、同メーカーが手掛けた『デュエルプリンセス』は、発売からまもなく諸事情によりニンテンドースイッチ版の配信が停止されています。理由は明らかにされていませんが、「攻め過ぎたお色気が原因では」なんて声も上がっています。本作もかなり攻めた内容になっているし、大丈夫かな……まあ今回は大丈夫でしょう(たぶん)。

いずれにしても、平凡な私生活を送る咲千ちゃんに癒されるゲームでした。

『ノゾムキミノミライ』はニンテンドースイッチを対象に発売中。Steam版は鋭意開発中とのことです。

吉田輝和のプロフィール:自画像の絵日記を20年以上書き続けている謎のおじさん。近年、「先輩がうざい後輩の話(一迅社)」や「吸血鬼すぐ死ぬ(秋田書店)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場している。何故こんなに漫画に登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。吉田輝和個人のTwitterはこちら。

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