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全国の書店員さんから共感の声! 益田ミリ、4年半ぶりの書き下ろしエッセイは自身の短い子ども時代を子ども目線でえがいた『小さいわたし』

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全国の書店員さんから共感の声! 益田ミリ、4年半ぶりの書き下ろしエッセイは自身の短い子ども時代を子ども目線でえがいた『小さいわたし』

おとなになると今日のことを忘れてしまうのかな。そうだとしたら、すごくいやだ——

幼い頃、胸に抱いた繊細な気持ちを、子ども目線でみずみずしくえがいたエッセイ。
かけがえのない一瞬を切り取った、宝物のような春夏秋冬。

近年、『スナックキズツキ』(主演・原田知世さん)や『僕の姉ちゃん』(主演・黒木華さん)などが、相次いでドラマ化したことでも話題の益田ミリさんの最新エッセイ! カラーイラストを38点収録した、とってもかわいらしい4年半ぶりの書き下ろし作品です!

『小さいわたし』内容紹介

・小学校の入学式に、新しいワンピースを着ていきたくない…

・横断歩道の白い部分しか踏んじゃいけない。それ以外は「地獄」という遊び…

・スイカの種を飲み込んだら、おへそから芽がでてくるって本当…?

・学校で人気者になれるから、ちょっとした切り傷でも包帯を巻いてほしい…

・ピアノ教室ではピアノを弾きたいのに音符を書く練習ばっかり…

・口で言うおしゃべりと、頭の中のおしゃべりがある。自分はヘンなの…?

子どもならではの新鮮なモノの見方や、繊細な心の動き、純粋なうれしさやはずかしさが、子ども目線で丁寧に描かれています。「入学式行きたくない」「線香花火」「キンモクセイ」「サンタさんの家」など、春夏秋冬で章分けされており、季節の移ろいも感じられます。

益田ミリさんの思い出なのに、なぜかすごくなつかしい。
読んでいるうちに、読者自身の幼い頃の忘れかけていた思い出がするすると顔を出してくる……! 心だけ「あの頃」に戻れてしまう、まるでタイムマシーンのような作品です。

本文に出てくる漢字は6年生以上で習う漢字にルビを振っており、大人から子どもまで、年齢や性別に関係なく、共感できる作品です。親子で読んで、感想や思い出を話し合うのもおすすめです。

『小さいわたし』「はじめに」全文掲載

はじめに

おとなになると今日のことを忘れてしまうのかな。そうだとしたら、すごくいやだ。
こどもの頃のわたしは、いつもそんなふうに思っていたんです。絵を描いたり、日記をつけたりするのが好きだったのも、その思いと関係があったのかもしれません。
心配していたとおり、おとなになるにつれてこどものわたしは遠くなっていきました。いろんなできごとを忘れてしまっているのです。さみしいなと思います。
けれども不思議なのですが、楽しかった、という気持ちだけが、突然よみがえってくることがあるんです。
たとえば、それは真冬に冷たい風が吹いたとき。
いっしょうけんめいたこあげをしていた「わたし」が遠くからやってきて、楽しかった、を届けてくれる。
上がれ! 上がれ! もっと上がれ!
ほっぺたを真っ赤にして空を見上げていた小さいわたし。全部は覚えていなくても、胸が熱くなるようなあの楽しかった感覚がずっと残りつづけているのでした。
いっしょうけんめい遊んでくれてありがとう。キミのおかげで、おとなになってもときどき幸せな気持ちになれるんだよ。
会いに行けるなら、こどものわたしにお礼を言いたい。
これは短いこども時代の思い出をもとにした物語です。
ものごころついた頃には、わたしは両親のことを「お父さん、お母さん」と呼んでいましたが、本書ではちょっぴり憧れていた「パパ、ママ」にしました。

                                               益田ミリ

『小さいわたし』目次

全国の書店員さんから、たくさんの共感の声が届いています!

走って帰るランドセルの音や、友達との傘の家の記憶…いっぱいいっぱい思い出す。そうなんだ! 忘れてしまうわけじゃなくて、心の大切な場所にしまい込んでるだけなんだと、ミリさんのエッセイが呼び水となって一気に溢れてくる。                             (未来屋書店大日店・石坂華月さん)


この子は私だ。小さかったあの頃の私。最初のページをめくった途端に遠くなっていた記憶がふわりと立ちのぼってきて、なぜだか涙がポロポロ溢れた。こんなふうにイラストと柔らかい文章で”小さいわたし”の気持ちを描けるということが本当に素敵。                       (六本松蔦屋書店・峯多美子さん)


なんだろう? この気持ち。そうだ! この本の世界にはあのときの僕と私がいる! みんなといっしょじゃなくても、今ちゃんとこうやって頑張ってるじゃないかって思える作品。絶対オススメしたいって思いました。
                                 (明林堂書店浮之城店・大塚亮一さん)


小さいときの情景や気持ちがふんわりよみがえってきて、あっというまに10代の心で包まれました!!  まるでタイムスリップしたようです!! もう一度大切な「初めて」に出逢える、宝もののような作品です!!
                                (紀伊國屋書店福岡本店・宗岡敦子さん)


経験を重ね困難に対処する術は身につけてきたけれど、子どものような純真なものの見方はもうできないんだなと思いました。大人になった今では思いもつかないまっすぐな言葉に涙が出そうになりました。
                                  (ジュンク堂書店郡山店・郡司さん)


子ども時代の他愛ない日常、それこそが自分の中の宝物だと思い出させてくれる1冊でした。お話ひとつひとつが「私のこと!?」と錯覚してしまうほど、まさに今の出来事かと思うような瑞々しさでできているお話でした。
                                 (くまざわ書店永山店・古川唯可さん)


※感想は一部を抜粋しております。
※他にもたくさんのご感想をいただいておりますが、紙幅の都合上、掲載を見送りました。


プロフィール

益田ミリ(ますだ みり)
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。
主な著書にエッセイ『おとな小学生』(ポプラ社)、『しあわせしりとり』(ミシマ社)、『永遠のおでかけ』(毎日新聞出版)、『小さいコトが気になります』(筑摩書房)他、漫画『すーちゃん』(幻冬舎)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『マリコ、うまくいくよ』(新潮社)、『ミウラさんの友達』(マガジンハウス)、『泣き虫チエ子さん』(集英社)、『お茶の時間』(講談社)、『こはる日記』(KADOKAWA)など。絵本『はやくはやくっていわないで』(ミシマ社、絵・平澤一平)などがある。

益田ミリさんの『小さいわたし』6月15日に発売です!

『小さいわたし』
著/益田ミリ

おとなになると今日のことを忘れてしまうかな。そうだとしたら、すごくいやだ——
益田ミリが自身の子ども時代の思い出を、子ども目線でえがいた4年半ぶりの書き下ろしエッセイ。幼い頃、胸に抱いた繊細な気持ちを、丁寧に、みずみずしくつづります。「入学式に行きたくない」「線香花火」「キンモクセイ」「サンタさんの家」など、四季を感じるエピソードを収録。かけがえのない一瞬を切り取った、宝物のような春夏秋冬。

発売年月 2022年6月15日
ページ数 175ページ
定価 1,540円(本体 1,400円)

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