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中学教師が民間企業に派遣!? 大手商事から学んだ経営術とは

幻冬舎ゴールドライフオンライン

そして、社長直轄の組織として事業開発部があり、様々な新事業を立ち上げている。また「営業開発助成金制度」を社内に設け年間予算10億円を投じ、また「コーポレートベンチャー制度」(100億円の社長ファンド)で社内型ベンチャーを積極的に促している。現在までに30 件応募があり、7件の実現がみられたという。

最後に、研修全体を通して感じたことはコスト意識の視点であった。例えば、社内研修一つをとっても、会場費・出張費などを削減するために、インターネットを活用し、いつでも、どこででも学習できるシステムを構築している。そして、企業活動の至る所でリスクとリターンの視点が存在する。

何のためにその事業を行うのか、その費用対効果はあるのかないのか、そのリターン(見返り)の部分の判断によって、すべてが決まるとの印象を強く持った。

管理職候補者研修(2) ~研修成果を学校経営に生かすために~

今回の企業研修では、特に企業戦略とコスト意識について学んだ。こうした民間の経営手法は、学校現場の様々な場面で生かしていける。そのためには、教職員の意識改革が大前提となる。

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具体的には、企画調整会議にメスを入れ、教職員の発想の転換を図る。同会議は、校長・教頭(のちの副校長)・各分掌の主任層及び事務室(のちの経営企画室)の行政系職員からなる学校経営の要となる機関である。

そこを変革し、“経営戦略会議”と位置づける。そこで扱う様々な学校課題に対して、検討時の取り組み姿勢を抜本的に転換する。すなわち、これまでは現状分析に重きが置かれるあまり、現状の呪縛から脱却できなかった。

現状を踏まえていたのでは、いつまでたっても現状は変えられない。まずは、こうあるべきだ、こうありたいという理想像を掲げ、それを具現化するために何をなすべきなのか、またその障害となっているものは何なのかをあぶり出し、その上で課題解決のための具体的方策を打ち出す。

従来は、その根本の部分(病巣)をえぐり出さずに、曖昧なまま、ただ現象面を捉え、当面の解決策を検討する域にとどまっていた。したがって、抜本的解決には至らず、小手先で終わってしまっていた。

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