国立天文台をはじめとする、21の国や地域にある80の研究機関が参加する国際研究チームがブラックホールの撮影に成功し、注目を集めています。
今回、撮影されたのは地球がある「天の川銀河」の中心に位置する「いて座Aスター」。ブラックホールの撮影は史上2例目で、どちらも国際研究プロジェクトEHT(イベント・ホライズン・テレスコープ)が成功させています。
この撮影に使われたのは世界6か所8局にある電波望遠鏡を連携させて構成した、地球サイズの仮想的な巨大望遠鏡。この望遠鏡は月面にあるゴルフボールの観測が可能です。本来、ブラックホールは光さえ捉えてしまうほど強力な重力を持つため、見ることができません。しかし、ブラックホールの周囲にある星やガスなどが放つ電波を観測し、特殊な電波望遠鏡を用いてブラックホールの影を見分けることで観測が可能となりました。
なお、「いて座Aスター」は地球からおよそ2万7千光年と最も近くにあるものの、最初に観測されたブラックホール「M87」の1/1000ほどの大きさで、ブラックホールとしては最小レベルとのことです。
注目のニュース動画はこちら
-
深夜の街を電気自動車が大暴走!大ジャンプの果てに車の運命は…!?
-
お昼寝中だったカモに予想外のハプニングが発生!?仲間のカモたちも思わずキョトン
-
襲いかかるクマに対してブタが反撃!緊張感あふれるバトルの行方は…!?