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MLBで14年ぶりの珍事! パイレーツが無安打で勝利するミラクル。“怪物新人”の熱投を活かせず屈辱敗戦のレッズには批判の声

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MLBで14年ぶりの珍事! パイレーツが無安打で勝利するミラクル。“怪物新人”の熱投を活かせず屈辱敗戦のレッズには批判の声

 球界最高峰の舞台と言われるメジャーリーグで“珍事”が起きた。話題沸騰となっているのは、現地時間5月15日に行なわれたシンシナティ・レッズ対ピッツバーグ・パイレーツの試合だ。

 この試合はレッズ投手陣が圧巻の投球で、序盤からパイレーツ打線を牛耳っていた。先発した“大物ルーキー”のハンター・グリーンが、最速100.8マイル(約162.2キロ)、平均球速98.9マイル(約159.2キロ)という異次元の4シームを軸としたピッチングで7回1/3イニング(118球)を投げ、5四球、9奪三振、ノーヒットという快投を披露。

 だが、この日もチーム打率.216(30球団中27位)の打線から援護はなかった。すると、8回1死一、二塁の局面でハンターから後を継いだ2番手アート・ウォーレンが先頭に四球を与えて満塁のピンチを背負うと、続くケブライアン・ヘイズのショートゴロでゲッツーを奪えずに1点を失った。

 続くブライアン・レイノルズをショートフライに打ち取って追加点は与えず、ヒットは許さなかったレッズ。だが、最終回も味方打線がゼロに抑えられてしまい、なんとパイレーツに無安打でもぎ取られた1点で勝ちを拾われるというミラクルをやってのけられてしまったのだ。 いわゆる近代野球が始まったとされる1901年以降で、無安打勝利を飾ったのはパイレーツが史上6チーム目。メジャーでは2008年6月28日のロサンゼルス・ドジャース(対ロサンゼルス・エンジェルス)以来、14年ぶりの珍事だ。

 レッズからしてみれば、9勝26敗という惨憺たる戦績で、ナ・リーグ中地区最下位に沈む今季を象徴するような敗戦だった。他でもないグリーンが「違う結果になっていたら良いと思うし、僕のピッチングに対する称賛を受け流すのは簡単じゃない。だけど、これが現実だ」と嘆くように、ノーヒットに抑えながらの敗戦はやはり重い。

 地元メディアも彼らを辛辣に糾弾する。地元日刊紙『The Enquirer』は「グリーンはやはりスペシャルな存在だ。彼は自身の未来がどれだけ明るいかを示した」と22歳の剛腕を称えつつ、「グリーンが100球を超えたあたりでレッズがブルペンでほとんど投手を準備させていなかったのには驚いた」と首脳陣の判断を批判した。

 屈辱的な敗戦を喫したレッズ。次回登板では、怪物右腕のグリーンに白星を与えられるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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