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「『笑みをなくせ』というのは無理だね」サンズ撃破でドンチッチも喜色満面!第7戦を大勝したマブズがウエスト決勝の舞台へ<DUNKSHOOT>

THE DIGEST

「『笑みをなくせ』というのは無理だね」サンズ撃破でドンチッチも喜色満面!第7戦を大勝したマブズがウエスト決勝の舞台へ<DUNKSHOOT>

 フェニックス・サンズとダラス・マーベリックスによるウエスタン・カンファレンス・セミファイナルは、シリーズ第6戦を終えて3勝3敗のタイ。互いにホームゲームで勝利を飾っており、サンズは勝利した試合で平均19点差、マブズも同平均15.3点差と、2桁得点差をつけるという“内弁慶シリーズ”となっていた。

 そのため、マブズのジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)が「多くの人たちはこの試合がブローアウトになると見ていた。彼らは正しかったね」と語るのも無理はない。だがサンズのホーム、フットプリント・センターで現地時間5月15日(日本時間16日、日付は以下同)に行なわれた最終第7戦は「でも彼らは勝利チームが我々になるとは見ていなかった」というキッドHCの言葉どおり、マブズが123-90でサンズに圧勝を収めた。

 序盤からショットを次々と沈めていったマブズとは対照的に、サンズは「序盤から相手にはプレッシャーがかけられていたのかもしれない。普段なら決めているショットもいくつか落としていた」と敵将が話したように、ことごとくリングからこぼれ落ちてしまう。

 前半を終えて、ルカ・ドンチッチは27得点の大暴れ。対するサンズはなんとチーム全体でわずか27得点と、目を疑うような展開となった。27-57の30点ビハインドで試合を折り返したサンズに対し、会場に集まったファンがブーイングを浴びせたのも致し方ない。
  今季リーグベストの64勝18敗(勝率78.0%)でレギュラーシーズンを終えたサンズは、第4クォーターに40-31と意地を見せたものの、第3クォーター終了時点で42点ビハインドという大差がついており、まさに焼け石に水。一方的な展開による、思わぬ形で今季を終えることになった。

「私はこのチームに何かレッテルを貼られるのが嫌いでね。このチームがどこまで勝ち上がれるかなんて、自分たちでさえわからない。だからプレーしているんだ。だからこそ、今夜こうして見せつけたのさ」(キッドHC)

 0勝2敗のスタートから巻き返し、4勝3敗でウエスト準決勝を制したマブズは、ドンチッチがゲームハイの35得点、10リバウンド、4アシスト、2スティールをマークしたほか、5本の長距離砲を沈めたスペンサー・ディンウィディーが30得点、ジェイレン・ブランソンが24得点と、3人で計89得点。彼ら以外で7得点以上をあげた選手はいなかったものの、ディフェンスやリバウンドなどそれぞれがしっかりと役割をこなしてみせた。
  特にドンチッチは、これまでのプレーオフシリーズで3敗を喫し、敗退まであと1敗へと追い込まれた試合で平均38.3点と、NBA史上最高となるアベレージをマーク。この試合でもデータ通りの活躍を見せ、チームを勝利へと導いた。

「今、僕の顔から『笑みをなくせ』というのは無理だね。もう本当に嬉しいんだ」と切り出したドンチッチは、第7戦を敵地で制したチームをこのように評していた。

「正直な話、このチームは勝利するに値すると思ってる。このシリーズを通じてハードにプレーしてきたからね。いくつかの試合で、(本来の)自分たちではなかったかもしれない。けど第7戦をここで迎えるにあたり、僕らは信じていた。ロッカールームでもそうだし、このチームの皆が信じていたんだ。だから僕はハッピーなのさ」

 マブズは今年2月のトレード・デッドラインでクリスタプス・ポルジンギスを放出し、その見返りにワシントン・ウィザーズからディンウィディーとダービス・ベルターンスを獲得。トレード当初は“ドンチッチ以外スター不在のチーム”と揶揄されることもあった。

 確かに、ドンチッチはこのシリーズでいずれも両チームトップとなる平均32.6点、9.9リバウンド、7.0アシストという驚異的なスタッツをマークし昨季のウエスト覇者をねじ伏せたのだが、第7戦で快勝したのはあくまでチームとしての勝利だと主張する。
 「僕じゃない。今日はチーム全員で掴んだ勝利だった。今日はもう信じられないことになった。第7戦でこんなパフォーマンスは見たことがない。過去にアウェーゲームでこれだけのことをしたチームがあるのか、僕には思い出せないね。僕はこのチームが今日やってのけたことが本当に誇らしい」

 2011年に球団史上初優勝を飾って以来、初のファーストラウンド突破を果たしたマブズは、カンファレンス・セミファイナルをも勝ち上がり、ウエスト決勝へと駒を進めた。

 18日から幕を開けるシリーズの相手はゴールデンステイト・ウォリアーズ。両軍ともガードやウイングの選手たちが得点源を務めているだけに、両チームによるシリーズも白熱した展開となるに違いない。

文●秋山裕之(フリーライター)

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