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サバイバル、クラフト、そしてカニバリズム!『Sons Of The Forest』を前に前作『The Forest』の魅力を振り返る【特集】

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サバイバル、クラフト、そしてカニバリズム!『Sons Of The Forest』を前に前作『The Forest』の魅力を振り返る【特集】

先日Steamストアページが公開され、10月の発売が迫りつつある森林サバイバルゲーム『Sons Of The Forest』。前作『The Forest』が批評家からもユーザーからも高い評価を得ていることもあり、注目を集める新作サバイバルゲームです。

本稿では、前作『The Forest』の特徴的な要素などの振り返りと、『Sons Of The Forest』の発表済み情報のおさらいなどをまとめてお届けします。

メタスコア83点、Steamは圧倒的に好評!『The Forest』は何が面白かった?
『The Forest』は、『DayZ』や『Rust』などのサバイバルゲームが流行した2014年5月にSteamにて早期アクセスタイトルとしてリリース。その後、約4年間にわたって開発を続け、2018年4月に正式リリースされました。

プレイアブルキャラクターは飛行機墜落事故の生存者。墜落した先の不気味な原住民が生息する島を探索し、情報をかき集めながら、原住民に連れ去られてしまった息子の捜索、そして生き延びることが目的です。Co-opでのマルチプレイも用意されています。

なお、本作の必要ディスク容量は本記事執筆時点で5.54GBと少なめ。プレイ当時の筆者のPCはロースペックでしたが、それなりのグラフィックス品質であるにも関わらず動作が軽いのもありがたい点でした。

本作は『マインクラフト』や『Don’t Stave』から影響を受けたとのことで、サバイバル面のデザインは優れています。拠点の細かな建築、野生から食料を調達といったサバイバルゲームに欲しい基本的要素はしっかりと押さえつつ、建築に必要な丸太を運ぶソリを作って効率的に運んだり、亀の甲羅を剥いで雨水を貯める水瓶にしたり、狩った動物の肉を干し肉にして長期保存したり……サバイバル生活を重ねる中でさまざまなテクニックを身につけることができ、徐々にプレイヤーの熟練度が上がっていきます。

サバイバルゲームは数あれど、本作でプレイヤーが成長するまでの流れは、不便すぎず自由すぎないちょうどいいバランスになっていると感じます。

一方で、息子の救出を目指すストーリーモードも本作の柱の一つ。島の各地には地下深くに繋がる洞窟が点在しており、そこではメインストーリーに関する手がかりを発見できます。暗い洞窟内には吊るされた死体や頭蓋骨が散乱、さらにはクリーチャーなどが跋扈しており不気味さは満点。万全の装備を整える必要があります。特にストーリーを追わずだらだらとサバイバルしても問題はありませんが、飽きずにプレイするための良い刺激になります。

サバイバルゲームとしてもストーリーを追ってもしっかり楽しめる本作ですが、もっとも好評を博した特徴的な要素は原住民の存在とゴア描写にあるでしょう。島には食人文化のある原住民が生息しており、プレイヤーを見つけると襲いかかってくるため、プレイヤーは逃げるか戦うかを迫られます。原住民はほぼ衣服をまとわない裸に近い姿をしており、我々が分かるような言葉も話しません。それでも彼らなりの文化を築いており、島には住処やモニュメントなど生活の痕跡が見られます。

サバイバルや原住民との戦いの上で、プレイヤーはさらに彼らの生態を感じられます。例えば、原住民が島を探索する際には目印に柱のようなものを立てていたり、派手な衣装をまとったリーダー的な存在がいたりします。目印の柱を壊せば原住民は帰り道に迷い、リーダー的存在を殺せば他の原住民が怖気づいて逃げ腰になったりとプレイヤーが彼らの文化にアクションを起こすことができ、サバイバルの楽しさを高めます。また、洞窟内では赤ちゃんのような形をしたものや足が6本生えたものなど変異体も現れ、不気味さ、気持ち悪さが増幅されます。

筆者の個人的な所感ですが、ゾンビはゲームの敵キャラとして扱われすぎて正直怖くありません。しかし『The Forest』の敵対者たちは、行動がそこまで大きく変わらないにも関わらず、食人原住民族という謎が多い設定であることによって、未知に対する不気味さや恐怖感を覚えさせてくるのです。

そして、人食い民族ですが、なんと逆にプレイヤーが食べることもできちゃいます。最初はひとり倒すのにも一苦労ですが、徐々にサバイバル熟練度が上がるにつれ罠を仕掛けたり効率的に倒せる武器を作ったりと、うまく対抗できるようになっていきます。

原住民の死体は四肢や頭部を切り離すことができます。手足はこんがり焼いて食料にして、頭部は武器や爆弾に改造可能。また、死体を使って像を作り火をつけると、原住民を威嚇するオブジェクトを作成できます。

主人公は初めのうち、死体の解体や人肉食に抵抗を示しますが、そうした行為を重ねるうちに徐々に慣れていきます。人肉は干し肉にすれば保存も効くため、食料としてはかなり優れており、サバイバル生活において大きな支えとなることでしょう。

プレイヤーも最初は恐怖や不気味さを感じていた原住民や食人行為ですが、主人公の食人への慣れと重なるように、プレイヤーの心理も「美味しい食料が来たぞ!」というように心理的な慣れができてきます。こうしたインモラルな背徳感もまた面白いところです。

『Sons Of The Forest』はどのように変わった?トレイラーやストアページをチェック
高いクオリティでサバイバルゲーム界に名を刻んだ『The Forest』ですが、正式リリースより4年ぶりとなる続編『Sons Of The Forest』はどのように変わっているのでしょうか。本記事執筆時点では、Steamストアページと3つのトレイラーが公開されているため、そこから分かる情報から「継承されそうな要素」と「前作から変わった点」を中心にお届けします。

離島で行方不明となった億万長者の捜索に派遣された主人公は、ヘリが墜落し食人族蔓延る島へと降り立ちます。主人公の詳細は不明ですが、ゲームタイトルに「Sons of the~」と付いていることや、トレイラー3で「Get down, Son!」と言っていることから、前作主人公の息子である可能性が高いです。

本作はプレイヤーの自主性をプッシュしており、NPCにやりたくもないミッションをやらされることなく、自分の意志でやることを決め生き延びるというゲームプレイであることが強調されています。ここは前作『The Forest』でも大事にされていた部分で、拠点建築の自由度や自主的なサバイバル要素も守られています。Co-opでフレンドと楽しむこともできます。

また新要素として、季節の移り変わりが用意されています。春から夏の温かいうちは川から新鮮なサケを捕り、冬には肉を集めて保存するというような季節に合わせた生存術が求められます。冬に食料や資源が不足すると、他に食料を求める何者かと争いになるかも……?

前述してきたとおり、『The Forest』と言えば食人族。もちろん今回も登場しますが、トレイラー2では彼らを手懐け、一緒に拠点を建築しているかのようなシーンも見られます。森に似つかわしくない現代的な家のような場所で彼らの着用しているお面を3Dプリントしている場面もあるので、彼らと一時的に友好的になれる要素が存在するかもしれません。

食人族の種類は人型のものや変異体だけでなく、新種も登場するようです。トレイラー2で確認できる新種は、身体の前面がパックリ割れていて、そこから触手のようなものが蠢いている、気味の悪い見た目をしています。

戦闘においては、前作では弓や槍といった原始的な武器しか使えませんでしたが、今作では拳銃やショットガン、クロスボウやテーザー銃などモダンな武器を使用して戦えるようです。原始的な武器と比べると強力すぎる気もするので、使用に何かしらの制限がついていたり、前作よりも食人族が強くなっているなどの調整が施されているかもしれません。

各トレイラーには食人族の変異体のような見た目をした女性も登場。トレイラー1では、変身してしまう姿も確認できます。しかし彼女は敵対している様子はなく、服を着用していてある程度の理性もありそう。トレイラー3では、銃を撃って共に戦う姿も確認できます。前作は主人公が孤独だっただけに、相棒キャラ的なポジションとなるのか、気になるところです。


Steam版『The Forest』は、5月17日まで70%オフの615円のセールを実施中。サバイバルゲームジャンルが好きな方にはぜひとも触れてほしい1作です。値段もお手頃なので、フレンドを誘ってCo-opも楽しいのではないでしょうか。

まだまだ謎が深い続編『Sons Of The Forest』は、2022年10月に発売予定です。

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