
春は子育てのシーズンである。カルガモのお引っ越しが風物詩となっているように、野生の生き物たちにとっても、ニンゲンの暮らす街中を、子供連れで異動しなければならない場面が出てくることも。
今回は住宅街の中を進むスカンクの母子一行が、段差のある縁石を乗り越えていくシーンをご紹介するよ。見ているほうも思わず応援したくなっちゃうような光景なんだ。
Amazing Mother Skunk Rescues Her Babies! #Shorts
道路脇の縁石を越えられないでいる子供たちを、お母さんスカンクが1匹1匹、口にくわえては引っ張り上げているよ。

さあ、最後の1匹だ。先に上に上がったきょうだいたちも総出で見守っている。撮影している女性も、「最後の子よ、頑張って!」と、思わず声援を送ってしまう。

最後の1匹をくわえ上げて……。

母子たちは揃って歩き去って行ったよ。

ニンゲンの町には、野生の生き物たちにとっては障害となる段差や溝なども多いもの。そんな街中で共存していくためには、お互いに知恵や思いやりが必要となるシーンもあるようだ。
この子供たちもお母さんからそんなスキルを学びながら、元気にすくすく大きくなってほしいよね。
written by ruichan