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長嶋茂雄や松井秀喜本人の前で披露…唯一無二の話芸・かたりを始めて13年、山田雅人のこだわりとは?

TOKYO FM+

放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」。4月24日(日)の放送では、俳優でタレントの山田雅人さんをゲストに迎えて、お届けしました。


(左から)小山薫堂、山田雅人さん、宇賀なつみ



今回、山田さんに話を伺うのは、マイク1本でさまざまな人間ドラマを再現する話芸“かたり”の世界について。

“かたり”とは、山田さんが13年前に作った独自の話芸のことで「自分で取材をして、自分で作るんです」と説明。

「ご本人に会ったり、亡くなっている方の場合は、ご遺族にお会いしたり、故郷まで足を運んで同級生に取材をしている」と語ります。13年間で数々の取材をこなしてきた山田さん。これまでに作り上げた“かたり”の数は126人分で、その台本は「全部、頭の中にあります」と話します。

山田さんによると、1人のストーリーはおよそ1時間。また、こうして番組などにゲスト出演したときに披露する用に、4~5分程度の短いバージョンも作っているそう。

そもそも“かたり”を始めるようになったのは、放送作家の高田文夫さんがきっかけでした。「楽屋話で僕がずっと“かたり”をしていたのを『舞台でやれよ。絶対にいいから』と。忘年会で高田先生の家でやろうと思ったら手紙が届いて、『舞台(のスケジュール)をとったからやりなさい』と。それで下北沢の舞台で2日間やったんです。それが13年前。『稲尾和久物語』と『江夏の21球』の2本をやりました」と振り返ります。

“かたり”をするにあたり、自分の足で取材するとともに、山田さんにはもう1つこだわりが。「僕は許可をもらわないとやらないんです。人の人生なので。長嶋茂雄さんも、松井秀喜さんも目の前で披露しました。沢村栄治さんのかたりは、愛媛に住んでいる娘さんに聞いていただいて、許可を取りました。津田恒実さんのかたりも、熊本に住んでいらっしゃる奥さまに許可をもらっています」とキッパリ。

これまでに一番印象に残っているのは、32歳という若さで亡くなった広島東洋カープの“炎のストッパー”こと、津田恒実さんの奥さまの前で披露したとき。「奥さまが、終わってから泣きながら楽屋に来られて。『あの時、主人はこうだったんです!』と泣きながら教えてくれるんです。例えば、津田さんが原辰徳さんをアウトにとるシーンを僕がやったら、『あのとき、実は津田の母が亡くなったんです』と。それで次にやるときは(その事実を加えて)変えていくと。どんどんかたりが進化していくんです」と語ります。

山田さんが“この人のかたりを作ろう”と思う基準は、「尊敬する人」。例えば、「松井秀喜さんの姿を見て、尊敬して“取材をしたい!”と思ったら(松井さんの故郷の)石川県に行くんですよ。ご自宅に行って、そこから星稜高校までの道のりを歩くんです。寺井駅からストーブ列車に乗るんですよ。あの松井秀喜さんが学生服を着て、自分で扉を開けてストーブ列車に乗っている姿を思って感動するわけですよ。波動をもらうんです」と熱弁します。

そんな取材の裏側を聞いた小山は、「普通、テレビだったら画を撮らないといけないとか、ラジオだったら音を録らないといけないんですけど、山田さんは、自分のなかにそれを吸収していくわけですね」と感心しきり。

そしてこの日は、小山と宇賀の目の前で“かたり”を生披露してもらうことに。小山が大ファンだという長嶋茂雄さんの“かたり”をリクエストし、山田さんに約4分のショートバージョンで「長嶋茂雄物語」を披露していただきました。

心地よいテンポ感、そして臨場感あふれる山田さんの“かたり”に、小山と宇賀は「すご~い!」と大きな拍手。宇賀は「今、後楽園球場にいました! 本当にグッと引き込まれました!」と感激の声を上げます。


“かたり”を披露中の山田雅人さん



あらためて、小山が“今、取材をしたい人”を尋ねると、山田さんは「西郷輝彦さんです。(生前に)お会いして取材ができたんですよ。西郷さんの『どてらい男』というドラマがあって、それとリンクをさせて2つのかたりを作っている最中です」と明かしてくれました。

<番組概要>
番組名:日本郵便 SUNDAY’S POST
放送日時:毎週日曜 15:00~15:50
パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/post/

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