■「じぞ恋」とは正反対の妖艶なキャラクターを熱演
「じぞ恋」で、初恋相手である杏花との久々の再会に「会いたかった!」と満面の笑顔で抱きつくなど、人懐っこい素直さが滲み出るキャラクターを演じているのとは対照的に、「ホリック xxxHOLiC」ではセクシーで妖艶な雰囲気のアカグモを熱演。
そんなアカグモを演じるにあたり、磯村は「ときめきと言いますか、きゅんきゅんと言うんですかね、そういうのを求められるポジションでもあったので、それをいかにいやらしくないように自然に見せられるかというところは、今回初めてくらいの感覚で挑戦し、セクシーさや手の動きなど色々と監督と相談しながら作っていきました」と役作りについて明かした。
■「想像を超えたかっこよさで仕上がったのはうれしい想定外」と太鼓判
蜷川監督も、「初めて撮った時から、この人は絶対に面白い、絶対に何か一緒にやりたいと思っていました。もともとお芝居が上手な方なので、説明ゼリフも多く難しいアカグモを演じきってくれると信じていましたが、あんなに色っぽく、想像を超えたかっこよさで仕上がったのはうれしい想定外でした。ほんとに上手だなって、安心して見ていました」と太鼓判を押す。
また磯村は、アカグモについて「台本を読んだ時は率直に、(アカグモに対して)掴めない野郎だなとは思いましたね。表情も感情もコロコロ変わるキャラクターではあったので、演じるうえですごく難しい部分もあったんですけど、その辺がアカグモの魅力かなと思いました」と語った。