
山梨県道志村の山中で見つかった肩甲骨のDNA型鑑定の結果、行方不明になっている小倉美咲さんのDNA型と一致したことがわかった。
【映像】小倉美咲さん親族がコメント
警察は道志村の山中の涸れた沢で今月4日に見つかった人の右の肩甲骨のDNA型鑑定を進めていた。その結果、3年前に近くのキャンプ場で行方不明になった小倉美咲さん(当時7)のDNA型と一致したと発表した。
警察は司法解剖した医師の意見を踏まえ、 肩甲骨が生命維持に欠かせないものであることから、美咲さんは死亡していると判断したとしている。
今回の鑑定結果について警察は、美咲さんの両親に直接会って伝えたという。美咲さんの親族がANNの取材に応じ、「ずっと信じて待っていたので、まさか骨になって帰ってくるとは思わず、ただただ悲しいです。いまはただ時間をかけて受け入れていくしかないと感じています。美咲であることがわかった以上、早く家に帰してやりたいです」と話した。
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現場周辺ではこれまで肩甲骨のほか、子ども用の運動靴、靴下などが見つかっている。警察は、運動靴と靴下についていずれも個人を特定するだけのDNA型が検出されなかったとしている。
警察は、あす以降も引き続き現場周辺の捜索を行う方針。(ANNニュース)