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“現代版シンデレラ”の少年が夢を追う!ストリート感あふれるミュージカルシーンに心弾む物語<スニーカーシンデレラ>

WEBザテレビジョン

“現代版シンデレラ”の少年が夢を追う!ストリート感あふれるミュージカルシーンに心弾む物語<スニーカーシンデレラ>

ディズニーによるオリジナル ミュージカル・ムービー「スニーカーシンデレラ」(ディズニープラスで独占配信)が本日5月13日より配信スタート。童話「シンデレラ」をモチーフとし、シンデレラが少年に、ガラスの靴がスニーカーになり現代によみがえった物語をレビューする。(以下、ネタバレを含みます)

■“現代版”シンデレラは少年!

まずは、あらすじをご紹介。

スニーカーデザイナーを夢見る少年エル(チョーズン・ジェイコブス)は、亡き母が遺した靴屋さんで、ストックボーイ(商品補充係)として働いていた。

ある日、エルは伝説的なバスケットボール選手で、現在は“スニーカー王”の異名を持つダリウス・キング(ジョン・サリー)の娘であるキラ・キング(レクシー・アンダーウッド)と運命的な出会いを果たす。

タイトルから推察できるとおり、本作で描かれるのは“現代版シンデレラストーリー”。主人公は少年に、ガラスの靴はスニーカーとなって、夢をかなえようとする物語が繰り広げられる。

■「シンデレラ」をオマージュする中で描かれる勇気

シンデレラといえば、意地悪な継母と義理の姉妹だが、本作では継父と義理の兄弟たちによって、主人公は不遇な状況に。しかし、だからこそ応援したくなるというもの。

現代のおとぎ話らしく“ちょっとした魔法”の力も登場。

物語中盤、エルは恋心を抱くキラも参加するスニーカー王主催のパーティに、アイデアが詰まったオリジナルスニーカーを作り上げて向かおうとするもピンチが訪れる。

そこで手助けしてくれるのが、エルの知り合いの庭師=フェアリーゴッドファーザーによる、魔法なのか“幸せな偶然”なのか想像が広がる不思議な力だ。古ぼけた車が、レアなピカピカのかっこいいビンテージカーに。偶然通りかかったトラックからはスタイリッシュな洋服が落ちてくる。

無事、パーティに参加できるも午前0時で“魔法”が切れてしまい、エルがスニーカーを片方だけ残していくというドラマティックな展開となる。

シンデレラストーリーに欠かせないファンタジックな描写が、物語を軽やかに、楽しく見せてくれる。

そこからは、エルの勇気が焦点に。母が大切にしてきたもの、そのなかで芽生えた夢と持ち前の才能。夢とキラへの恋心から一歩を踏み出そうとするが、今の自分でいいのかという不安からふとついてしまった嘘で、チャンスが消えそうになってしまう。

エルはどう立ち上がるのか。また、ヒロインであるキラの立場や気持ちも丁寧に描いていく。

ファンタジックなだけでは終わらない。元祖「シンデレラ」のように、王子様に見つけてもらうのを待っているのではなく、自身の手で夢を追いかける現代版シンデレラストーリーならではの葛藤と奮闘が共感を呼ぶはずだ。


■ヒップホップ音楽で世界観を盛り上げる

作品を盛り上げるのは、音楽も。

本作の舞台となるのは、さまざまなストリートカルチャーの発信基地でもあるニューヨーク。ストリートカルチャーのアイコン的存在ともいえるスニーカーと共に、リズミカルなヒップホップ・ミュージックが物語を彩る。

例えば冒頭のシーン。自分でデザインを施したお気に入りのスニーカーを履いたエルが、歌い、踊りながら街へ繰り出す。すると、街の人々も踊りだして…と、ミュージカル映画らしい始まりに胸が高鳴る。

さらに、ビルの階段を駆け上がり屋上に着いたエルは、“空中”に飛びだしてそのまま軽やかなステップを披露!アーティスティックな映像も加わって、スニーカーへの愛がこもった歌詞と共に、エンターテインメント性のあるポップな仕上がりになっている。

映し出される、エルが暮らすニューヨーク・クイーンズ地区の街並みともぴったりだ。

これまでアニメ版、実写版の「シンデレラ」で多くの人々を魅了してきたディズニー。現代版ということで、ガラスの靴がスニーカーになっていることはもちろん、そのスニーカーが“自身でデザインし作り上げたもの”という点は、ただアイテムを置き換えただけではなく、現在の価値観を表しているのではないだろうか。

ストリート的エネルギーにあふれた新たな物語を、ぜひ堪能してほしい。

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