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車いすバスケ男子日本代表、新チーム本格始動!初陣へ準備着々

パラサポWEB

東京2020パラリンピックで銀メダルを獲得した車いすバスケットボール男子日本代表が、新チームの初陣に向け本格始動だ。東京大会から引き続き指揮を執る京谷和幸HCは、東京大会の中心メンバーに新たなメンバーを加え、総勢20名の新チームを結成。旧メンバーと新メンバーの融合と強化を図る男子日本代表が目指すバスケットボールとは。強化合宿から垣間見えた現在地をレポートする。

新チームは個性派揃い⁉

17名が一堂に会し、戦術の理解を深めていた

4月末に一部公開された今回の強化合宿。招集されたのは強化指定選手20名中、ドイツのプロ車いすバスケットボールチームで活動中の香西宏昭藤本怜央、そして体調不良によりAOCの参加を辞退した古澤拓也を除く17名。うち10名はパラリンピック未経験者ということもあり、合宿の様子もフレッシュというのが第一印象だ。

直近の5月に行われるIWBFアジアオセアニアチャンピオンシップス(AOC/タイ)には、この中から12名が派遣されるのだが、今回、招集可能な全17名で合宿を行った意図を京谷HCが説明する。

新体制でもチームを指揮する京谷HC

「10月には杭州2022アジアパラ競技大会(中国)、翌11月にはIWBF車いすバスケットボール世界選手権(ドバイ)と、大きな大会が2ヵ月連続で行われるのだが、これらを12名だけで乗り切るのは厳しい。2年後のパリパラリンピックも見据え、若手選手を育てて日本チーム全体の底上げとレベルアップにつなげたい」(京谷HC)

豊富な運動量とスピードが武器の川原が新キャプテンに

東京大会で現役を引退した名キャプテン豊島英の後を引き継いだのは、アグレッシブなプレーで銀メダル獲得に貢献した川原凛。「2028年のロサンゼルスパラリンピックまでつなげていける世代であり、年齢の上下関係なくコミュニケーションが取れるすばらしいキャラクターで、キャプテンに適任。いつか豊島を超えてほしい」(京谷HC)と見込まれての就任だ。昨年12月に京谷HCから電話でキャプテン就任の打診を受けたという川原は、即答で引き受けたと明かす。

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「最初は自分にできるかなと思いびっくりしましたが、自分がキャプテンとして日本チームを引っ張っていけるならがんばってみたいと思い、引き受けさせていただきました」(川原)

「大きな大会で結果にこだわって、いい報告を持って帰ってきたい」と語る鳥海(左)

同じ長崎出身の新キャプテンをよく知る鳥海連志が、「かなり気をつかう性格で、まわりを楽しませよう、雰囲気を明るくしようと考えてくれる選手」と評する川原は、自身の役割を「ベテランと若手のつなぎ役」と自認する。

「新チームは、性格もプレーも個性が強くて、長所も一人ひとり異なり、ユニットごとの特長に合わせたバスケができる。個性派の若手とベテランをうまく融合させて強いチームを作り、パリ大会までに完成させたい」(川原)

メンバーの組み合わせを変えながら、ゲーム形式の練習が行われた

惜しくも東京大会では日本代表から外れてしまったものの、再び強化指定選手に選ばれた村上直弘も、若返ったチームに期待を膨らませる。

「今回のチームは皆年齢が近くて、コートの外でも仲がいい。(だからといってなれ合うのではなく)例えばシュートを外した場合、以前なら『切り替えていこう』と言っていたところを『ここ決めようぜ』など、厳しく要求し合えている。相手に求めたら自分は絶対にミスできない。自分にプレッシャーをかけながら仲間に要求していくことで、チームが強くなっていっている」(村上)

練習中も、チーム最年少の赤石竜我が人一倍大きな声を出してチームを鼓舞していた姿が印象的だった。

トランジションバスケットを研ぎ澄ますために

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