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ヒトも動物も植物も、必死に生きている 野生動物を好きすぎる著者の奮闘動物エッセイ

OVO

 目を開けて眠るアカネズミ、公衆トイレを作るタヌキ、孤島に1頭で生きるシカ、ハエに血を吸われるコウモリ…。「動物も植物も、必死に懸命に生きている」。その習性を知れば知るほど懸命に生きたいという思いが湧いてくるのは、ヒトという動物の習性である――。そんな思いを持つ動物行動学者・小林朋道氏の著書『動物行動学者、モモンガに怒られる』(山と溪谷社、税別1,750円)が、このほど発売された。

 野生動物を好き過ぎる著者の奮闘動物エッセイ。小林氏(公立鳥取環境大学環境学部助教授)は、学生時代から自宅でアカネズミの生態を観察し始め、羽の折れたドバトや負傷したタヌキを見過ごせず保護し、アカハライモリの生息環境を守るために深夜の草刈りで職務質問を受け、そしてニホンモモンガの調査中に母モモンガににらまれる、などの体験をしてきたという。研究やプライベートでさまざまな動物と交流を深め、数々の知られざる生態を発見、ヒトと自然の精神的なつながりや、動物行動学を活かした野生生物の生息地の保全にも取り組んでいる。

 今回の著書は、9種の野生動物を取り上げ、彼らと濃く触れ合う日常、ユニークな生態、共存のあり方までを語り尽くした一冊となっている。人気イラストレーター・帆さんのイラストや、フィールドワーク中の貴重な写真もたっぷり掲載している。

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