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「せっかち」な人の心理とは? 改善できる? 心理カウンセラーに聞く

オトナンサー

小日向さん「年齢を重ねると、先へ先へと思う気持ちはあっても、体力がついてこなくなるので、一般的には中年以降、年齢を重ねるにつれてせっかちは落ち着いてくるものです。このあたりの年齢になると他にも、『緊張感のある業務や立場から解放される』『子育てが終わる』など、社会的な義務や任務から解放される割合も高くなるので、心に余裕ができるという状態もせっかちを鎮める要因になるでしょう。

このように考察すると、男女関係なく、仕事やプライベートが忙しく、社会的な任務も重くなりがちな中年世代が最もせっかちになりやすい状態だといえるのではないでしょうか」

Q.せっかちな人と「マイペースな人」は違うのでしょうか。

小日向さん「せっかちな人は何でも早く、先へ先へという思考を軸にしています。一方、マイペースな人というのはあくまでも『自分のペース』が軸です。その『自分のペース』がせっかちである場合は同じだといえますが、逆に『自分のペース』がゆっくりとしていて、他人からすると遅過ぎると感じる人もいる、ということになります。従って、『マイペースな人=せっかちである』とはいえません」

Q.「身近にせっかちな人がいる」という人の中には、「ペースが読めない」「こっちまでせかされているようで疲れる」など、接し方やコミュニケーションに戸惑った経験がある人もいるようです。

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小日向さん「せっかちな人には、自身がせっかちであるということに気付いていない人も多くいます。そのため、まずはそれを知らせることが望ましいですが、その際は『せっかちを直してほしい』と伝えるのではなく、『あなたのせっかちは、私がせかされているようで負担に感じます』『せっかちに動くことでミスにつながると私は思います』など、その人がせっかちに動くことによって生じる自分の感情や思いを、具体的に伝えることを心掛けてください。せっかちな人は自分中心の思考で動きがちですので、『あなたの言動の先には相手がいるのだから、その人の感情も尊重しなければならない』ということに気付いてもらうのがポイントです」

Q.せっかちな性質を改善することはできるのでしょうか。

小日向さん「可能だと思います。まず、予定の詰め込み過ぎはNGです。予定を詰め込むとスケジュールに追われるようになり、それがせっかちな言動につながります。せっかちを修正したい場合は、自分がやれると思うスケジュールの8割に抑え、2割は空白をつくることを意識してみてください。また、『せいては事を仕損じる』『焦るな!』など、意識付けになる短い言葉を書いて、よく目に入る場所に貼っておくことも効果があると思います」

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