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漂着ミステリー。次々と変わり果てた姿の人形が流れ着く海岸

カラパイア


 海を巡ってたどり着くのゴミの中には思いもよらないものがあったりするが、最近アメリカの海岸で見た目に怖い人形がやたら漂着する事案が起きている。

 テキサスの浜辺を調べる研究チームがしょっちゅう出くわす恐ろしげなドールたち。

 波に洗われ色あせて変わり果てた姿の人形は彼らにとって悪夢でしかない。ところが拾った人形をFacebookに投稿すると思いがけない反応が巻き起こったという。


変わり果てた人形がいくつも漂着。テキサス州の浜辺

 変わり果てた人形がいくつも見つかるミステリースポット。それは米テキサス州湾岸部のアランサス国立野生生物保護区にある。

 テキサス湾のカーブと海に注ぐ2つの河口から成る湾岸領域一帯には、昔からさまざまな植物や動物が生息する。

 こうした生き物の保護や繁殖のために設立されたこの保護区は、アメリカで最も生物多様性に富んだエリアの1つとして有名で、研究者の間でとても人気があるという。

ここ2年で頻繁に。地元の海洋研究者が報告

 今回の異様な人形の発信元も保護区をよく知る研究者の1人。

 地元テキサス大学の海洋科学研究者で、この保護区の周知活動に取り組むジェイス・トンネル氏によると、近年この浜辺には海の生物のみならずさまざまな種類の人形が漂着してるという。

 彼のチームは週に2度、およそ64キロメートルにわたり浜辺を調査しているが、ここ2年間で不気味な人形をいくつも見かけるようになった。

我々の本来の仕事は科学的なもので、人形は悪夢みたいなものでした

Facebookでフォロワー急増。まさかの購入希望も!

 そんな人形をふとFacebookに公開したらフォロワーが一気に増えた。意外なネットの反応にトンネル氏はこう語る。
個人的に一番怖いのは毛髪が全て抜けた人形です。最初に見つけたのも髪をすべて失った人形の頭でした。

その時はなんの人形かなんてわからないまま投稿しましたが、集まったフォロワーのおかげでラブドールだと知りました
 チームにとっては浜辺にしょっちゅう打ち上げられる不気味な漂着物。それがネットで注目を浴びると購入を望む者まで現れた。

 最初に人形の頭部を発見したのは2021年1月で、その投稿を見た一般のフォロワーがなんと35ドル(約4500円)で買ってくれたため、ウミガメの救助活動の募金にしたという。

 そこでチームが思いついたのが、活動資金を稼ぐため毎年行うオークションへの出品だった。以来彼らは調査のたびに人形を拾い集めており、今まで見つけた人形はおよそ30体にのぼるという。

海流の影響で集まりやすい傾向。最近は人形拾いを楽しむように

 テキサス大学海洋科学研究所が2年前から実施中の調査によると、この湾岸領域の浜辺に集まるゴミの量は、メキシコ湾の一部であるフロリダやミシシッピの浜辺の10倍も多いそうだ。

 ゴミが集まる原因はユカタン半島からフロリダの沖に流れる「ループ海流」にある。トンネル氏によると、この海流から生まれる渦がテキサス湾までゴミを運んでいるという。

image credit:Jace Tunnell



 当初はグロテスクな見た目に価値を見出せなかった研究チームも、最近は人形拾いを楽しくやってるもよう。波に洗われ放題だった人形も、漂着先で役立つなんて思いもよらなかっただろうなー
References:mentalfloss / upi / facebook / facebook / facebookなど /written by D/ edited by parumo

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