
2008年12月の番組スタートから14年がたっているが、『ブラタモリ』(NHK)の人気は衰えを知らない。新たに野口葵衣アナをアシスタントに迎えた4月9日の放送では、視聴率15.8%を獲得。大人気番組の裏側を、番組に登場する「案内人」たちに取材した。
「学生時代からタモリさんが大好きで、『タモリ倶楽部』の“空耳アワー”に投稿してTシャツをもらったことがあったんです」と語るのは、「埼玉・深谷」の回で案内人として登場した馬場裕子氏(元・渋沢栄一記念館学芸員)。ファンだけに、収録が始まる直前は心臓が口から飛び出るくらいドキドキだったという。
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「カメラがまわっていないときに『ところでどの曲で、どんなネタだった?』とタモリさんに聞かれて、お話ししました。『Tシャツはレアだよ!』とほめてもらいました」
案内した深谷瓦の工場では、渋沢の幼馴染み・韮塚直次郎の写真を見て、ビートたけしに似ていると驚いたタモリが「たけちゃんじゃないの!」と言うシーンが放送された。