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拓大紅陵vs市立柏

高校野球ドットコム

拓大紅陵の144キロ右腕。投球スタイルを大幅改善し、2失点完投勝利!

嶋田 翔太(拓大紅陵)

<春季千葉県大会:拓大紅陵9-2市立柏(7回コールド)>◇3回戦◇30日◇千葉県野球場

 拓大紅陵が序盤から優位に進め、7回コールド勝ちを収めた。1回表、1死三塁から内野ゴロの間に1点を先制。3回表には4番・瓦林 奏良内野手(3年)の適時三塁打とバッテリーミス、さらに薬師神 将哉外野手(3年)、川上 輝良内野手(2年)の適時打でこの回、4点を入れて、5対0とした。4回表には、菰田の三塁打と2番・大立 翔良内野手(3年)の犠飛で6対0。5回表にも、3点を追加し、9対0とリードした。投げては背番号10の嶋田 翔太投手(3年)が5安打2失点の力投。7回コールド勝ちで勝利を収めた。

 拓大紅陵の先発・嶋田は昨秋の関東大会でも140キロを超える速球を投げていた速球派右腕で、今春の練習試合でも最速144キロをマークしている。

 昨年の秋は山梨学院打線の強打の前に、1.2回を投げ5失点(自責点4)と悔しい内容に終わっていた。嶋田にとっては自分の投球を見直す大きなきっかけとなった。

「直球だけでは通用しないということがわかりました。コントロールを磨き、苦手だった変化球も練習しないと思いました」

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 投球練習では制球力を高める意識で挑んだ。変化球も、元ロッテで投手として活躍した和田 孝志監督や、技巧派右腕のエース・小堺心温投手から学び、スライダー、スプリット、チェンジアップを習得した。

 市立柏戦の投球はその成長がうかがえる内容だった。当時と比べると、140キロ超えの速球は少なく、常時133キロ〜138キロとやや抑えめ。しかし、ほとんどがボールだった時と考えると、テンポよく抑えようとする意識が見られる。

 120キロ前半のカット気味のスライダーでカウントを稼いだり、三振を奪ったり、120キロ台のスプリットで打ち取る場面もあり、昨秋の嶋田とは別人のようだ。「先発として長いイニングを投げるために球速を落としてコントロールを意識しました」と自分の思い通りの投球ができたようだ。和田監督は「とにかく真面目に取り組む選手で、秋に打たれたことが変わるきっかけとなりました。だいぶ低めで勝負できるようになったと思います」と内容を評価した。

 ただ、6回裏、四球から先頭打者を許し、4番・栗原 泰人外野手(3年)の中前安打とエラーで1点を失い、さらに1死三塁のピンチを招き、内野ゴロで1点を失い、2失点を喫した。嶋田は「四球で先頭を出して、失点を与えてしまったのは反省点で悔しかったところです」と振り返る。それでも、四球を出しても慌てることなく、投球ができるようになったのは成長点。2失点完投勝利で、勝利を決めた。

 エースの小堺が投げずに勝利できた。和田監督によると緊張で、力が入っているところはあったようだが、自信を深める試合となった。

スピードは飯田哲也氏に匹敵。1番センターの2年生外野手が3安打3得点の活躍

三塁打を打つ菰田 朝陽(拓大紅陵)

<春季千葉県大会:拓大紅陵9-2市立柏>◇3回戦◇30日◇千葉県野球場

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