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子どもアスリートの食事で一番大事なのは?

パラサポWEB

人が生きていく上で毎日しなければいけないことのひとつが食事。しかも、成長期にあってスポーツをしている子どもアスリートの場合は、どんな食事が良いのか、迷う親御さんも多いのではないか。そんな人々の悩みに答えるなどさまざまな発信を行っている人気ブロガーであり、『スポーツを頑張る子どもにエール! はるはるママの栄養満点ごはん』(KADOKAWA)の著者、はるはるさんに、子どもアスリートの食事はどのように考えれば良いのかを伺った。

子どもアスリートの食で大事なのは「成長」

はるはるさんは、自身も競泳選手として活躍したアスリートであり、サッカーをするお子さんふたりを育てながら、アスリートフードマイスター2級の資格を取り、子どもアスリートの食に関して発信を続けている。はるはるさんのもとには、スポーツをする子どもを持つ親御さんからの悩みが多く寄せられているそうだ。

「栄養学の教科書に沿った完璧な食事は、作ろうと思えば作れます。でも、子どもの状態は日々違いますし、試合前や試合当日と試合後、またテスト勉強があって夜寝るのが遅くなりがちな時など、その時にあった食事というのは教科書通りにはいきません。それが子どもアスリートの食事の難しい点ですね。その点私は、教科書通りというより、自分の息子のために作る毎日の食事をリアルタイムにブログで発信していったので、それが多くの親御さんの共感を呼んだのだと思います」

特に子どもの場合はスポーツをしているしていないに関わらず、「成長」を妨げるような食事であってはならない。その点も忘れてはならないことの一つだとはるはるさんは言う。

「私は“今の体は今まで食べてきたものから作られ、未来の体は今食べているもので作られる”という言葉を大事にしています。特に子どもの場合は、成長期にあるということがキーポイントです。大人と違って子どもは、まず成長する分の栄養素とエネルギーが必要で、スポーツをしている子の場合は、さらに活動で失われた分の栄養素とエネルギーが必要となります。スポーツをしていると、一番大事なのは素晴らしい結果を残すことと考えがちですが、大前提は成長すること。大好きなスポーツをしているからこそ、しっかり成長させなくてはなりません。食事が成長の妨げにならないよう、その分もたくさん食べさせるように努力と工夫が必要になるんです」

品数より、使う食材を多くすることを目標に

著書『スポーツを頑張る子どもにエール! はるはるママの栄養満点ごはん』より、「鶏肉のみそバタ焼き献立」。発酵食品のみそとにんにくで食欲増進、スタミナアップできるメイン。かぼちゃの煮物や5品目の中華和えは、メインを作る間に電子レンジを利用して時短できる。きのこたっぷりしょうがスープは、食物繊維も摂れて胃腸が温まるので、元気にスタートしたい朝ご飯にぴったり。

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アスリートの場合、たんぱく質の摂取が重要だと言われることが多いが、近年たんぱく質の取り過ぎはかえって悪影響がでることが指摘されている。はるはるさんは成長期にある子どもの場合はビタミンやミネラル(カルシウム、鉄分)など不足しがちな栄養素に注目し、足りない状態にならないよう気をつけてほしいとアドバイスするのだそうだ。

「たんぱく質は、体重によってどのぐらい必要かという量がわかるので、それを3食でバランス良く摂れるように。またお米は、我が家の場合はその日の活動量にあわせて、グラム単位で計るなど微調整はしていました。そして意外に見落としがちなのが、ビタミン、ミネラル(カルシウム、鉄分)などの栄養素です。意識していないと不足してしまうので気を遣った方がいいですね」

子どもアスリートにとって食事が重要なのは分かっている。しかし、親は食事だけを作っているのではない。料理にかける時間がない人、料理はあまり得意じゃないという人も多い。そういう人はどうしたらいいのだろうか。

「私がよくお伝えしているのは、メニューの品数を多くすることを目標にするのではなく、できるだけ多くの食材を使うことです。アスリートの食事というとおかずがいっぱいなイメージを持つ方が多いと思うんですが、それは時間に余裕があって料理が得意な方なら可能なこと。私もそうでしたが多くの親御さんは仕事を持っていたり、下に手のかかるお子さんがいたり、試合当日は観戦もしたいですよね。そうすると、なかなかみっちり台所に立つのは難しいですよね。でも、品数ではなく使う食材を多くすれば、一品でもより多くの栄養素を取り込むことができるし、彩りも豊かになるので一石二鳥です」

はるはるさんがすすめるメニューのひとつは具だくさんのスープや味噌汁。忙しかったり料理が苦手だったりしても、まず具だくさんのスープ・味噌汁を作ることを目標にすれば、それほど負担にはならないのではないかと言う。

「お惣菜を買ってきたっていいんです。お惣菜だからダメではなく、今日はメインはお惣菜だけれど、トマトだけでも切ろうかな。切るのが面倒だからミニトマトにしよう、でもかまいません。お腹が空いたからカップ麺を食べるのか、納豆ご飯にするのか。結果は大きく違ってくるのは想像できると思います。そして、最後に胡麻を振るとか、あと一工夫と一手間を惜しまないこと。それだけでも食事は大きく変わりますよ」

食事を考えることは親と子の絆を強くする

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