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落合博満、江夏豊から“3球三振”も「勝負には勝った」解説の深意

アサ芸プラス

 3度の三冠王に輝いた落合博満氏が、自身のYouTubeチャンネル「落合博満氏のオレ流チャンネル」で、 “奪三振王”の異名も取った江夏豊氏との勝負を振り返ったところ、3球三振に打ち取られるも優越感に浸った…とのエピソードを明かした(2022年4月4日投稿動画)。

 落合氏いわく、江夏氏が日本ハムに移籍した1981年ごろ、嫌なバッターのタイプを聞いたところ、「真っ直ぐなら真っ直ぐ、カーブならカーブ、それを一日中待たれるバッターが一番イヤだ」との答えが返ってきたそうだ。

 落合氏はそれ以降、もともとヤマを張るタイプではなかったことから、ストレートに照準を絞り、それより球速の劣る変化球に柔軟に対応する打法を身につけたという。

 そんな中、江夏氏とのある対戦において3球三振に打ち取られる場面があったそうなのだが、3球ともカーブという投球内容。その結果を落合氏は、「今までこういう投球パターンをしてこなかったピッチャーが、3球続けてカーブを放って三振して、オレ、ニヤッと笑ってバッターボックス去っていったっていう記憶ある…。オレ、この打席は三振したけども、現実にはオレはこの勝負に勝ったんだって」と解説した。

 レジェンドがレジェンドを語る、素人には理解しがたい勝負。ぜひ江夏氏を当チャンネルに招き当時の対戦を検証してもらいたいところだが、それでも江夏氏は変化球トークでやんわりと落合氏をいなすのか、それともストレートで鋭くえぐるのか。実現すれば見ものである。

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(ユーチューブライター・所ひで)

 
   

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