筧美和子 | 「嘘でしょ?」って驚くことばかりの毎日
筧美和子 | 「嘘でしょ?」って驚くことばかりの毎日
2013年、朝のニュース番組「めざましテレビ」のココ調リポーターに抜擢され、またさらにテレビドラマの出演を果たすなど、いま注目の女性タレントである筧美和子さん。初めて尽くしの経験で、小さなミスに悩むことも多いようですが、どのように自分の未来を見据えているのでしょうか。
筧美和子
女優への小さくても大きな一歩

――デビュー以来人気を集めているグラビアのほか、最近は活躍の場をテレビドラマにも広げ、筧さんを見る機会が増えました。

筧美和子 (以下、筧) ありがとうございます。これまでモデルのお仕事が多かったのですが、今年は挑戦したかったドラマでお芝居をさせていただくことがありました。

――女優として新たな一歩ですね。人気ドラマ『最高の離婚 Special2014』や月9ドラマの『失恋ショコラティエ』に出演されていましたね。

私自身、役に決まったとき本当にびっくりしました。どちらも大好きなドラマだったので「嘘でしょ?」って驚きながら、すごくうれしかった。

――特に『最高の離婚 Special2014』では、すこし変わった歯科衛生士の役でした。演じるにあたって自分の中でイメージはありましたか?

役柄は占いがすきな不思議ちゃんで、何かひとつのことをやっていても、急に他のものに目がいっちゃうコでなんです。人の肩に動物が見えちゃったり(笑)

筧美和子

――なるほど、不思議ちゃんですね。筧さんとはずいぶん違うキャラクターだと感じますが……。

いや、実は私も昔はそうで(笑)。急に話が変わったりして。そのときを思い出して演じました。最近は気にして、そういうことはしていませんよ(笑)。

――意外と自分がベースにあったんですね。

まわりの人に話したとき、みんなに「合ってるんじゃん」って言われました。それでも自分とはまったく違う人物なので、なるべく共感できる部分を探して、私なりの役を演じられるようにがんばりました。

ビッグになるためにいま努力する

――かつてドラマの役が決まったときのインタビューで「ビッグになりたい」と言っていましたね。

はい(笑)。今後バラエティでMCをしたり、ドラマで演技をしたりできるようにがんばっています。ドラマとかバラエティとかリポーターとか、少しずつ出させていただいていて、いろいろなことに挑戦したり。いまやっていることが後につながると信じて、目の前のことをちゃんと取り組もうって思ってます。

――もともとグラビアのお仕事でしたが、その経験は活かされている実感はありますか?

以前、ある写真家さんの本で読んだのですが、グラビアで作品をうまく撮ってもらうことができる人は演技もうまいと。そんな人は、楽しい感じ、悲しい感じといろいろな表情ができて、時々泣きながら撮影するらしいです。
 グラビアでは、カメラ目線だけでなく、「朝ご飯食べている感じ」など、自然な姿を撮ることが多いので、そのシーンのストーリーを思い描いています。そういう風にひとつひとうつながりを意識すれば、女優にも役立つかなって考えてます。

筧美和子

――「めざましテレビ」のリポーターは大変そうですね。

リポーターはその食べ物や場所や情景などを、どうわかりやすく伝えられるか毎回が挑戦なので楽しいです。一方で、そのとき感じたことを言葉でわかりやすく伝えるのが難しくもあります。とっさにコメントを言えるように、引き出しをたくさんもっていなくてはと思います。ニュースを見るときに、自分ならどう伝えるか考えながら見ています。

――いろいろと勉強になりそうですね。

そうですね、最高の社会勉強です。毎回自分の中で課題があって、それをひとつずつですけど、クリアしていっています。番組が終わった後はスタッフさんと一緒に見て反省会をするんですよ。ナレーターさんやアナウンサーさんが挨拶の仕方から、発声や話し方までを、丁寧に教えてくださるんです。みなさん温かい。

――何か印象的なアドバイスはありましたか?

ナレーションでも生放送のコメントでも、言い間違えちゃったりしちゃったらどうしようって、ミスを気にしてガチガチになっていました。そうしたら、番組の方たちが、「あなたを採用したのは、ナレーションが上手なアナウンサーではなく、あなたなりのおもしろさや見所を求めているんだから、ミスは気にしなくていい。元気よく自分らしくやればいいよ」って言ってくれたんです。

――筧さんのことを思っているからこそ出た素敵なアドバイスですね。

はい。本当にうれしかったです。元気よくはもちろん、自分らしくできたらと考えるようになりました。自分の殻を破ることで、成長できるんだなって感じました。

――グラビアや女優、リポーターはそれぞれ役割が違いますよね。

そうですね、それぞれ楽しさや難しさがあります。この二つが表裏一体になっている感じですね……。私、もともと写真を撮られることが好きなので、今日はどんないい作品ができるのだろうと、グラビアの撮影はいつも楽しんでいます。
 実はグラビアは、普段使わない筋肉や、結構体力を使うので、筋肉痛になってしまうことなどもあります……。難しいのは、やっぱり、撮られているシーンの物語を思い描くことですね。

――女優として演じる練習ですね。

お芝居のほうは始めたばかりですが、自分以外の違う人になれるのは役者さんの魅力だと思います。自分とまったく違う人生を歩んでいる、まったく違う考え方をした人の気持ちを想像しながら演じるのが楽しいです。
 難しいのは、普段話している言葉でもセリフになると、イントネーションが違ったりして自然に話すこと自体が難しいですね。もっと演技を勉強して、ドラマに挑戦していきたいです。

――お話伺ってると自分の殻を破ろうという熱い気持ちが伝わってきます。

ありがとうございます。見守ってくれているみなさんにも、魅力的な写真や演技、わかりやすい情報を楽しんでいただけるように、これからも努力しないとですね。

執筆:力石恒元 撮影:吉澤健太

(更新日:2016年1月10日)

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