チケットが即完売した世にも奇妙なイベントが話題となりました。
SNSで告知され、わずか15分で200席限定のチケットが完売したそのイベントは“オルガン解体ショー”。オルガンのことをもっと知って欲しいという趣旨のこのイベント、まずパイプオルガンの演奏で始まり、その音色の美しさに観客もうっとりと聞き入ります。
続いてオルガンの解体に。オルガンを解体するのはオルガン制作家のマテュー・ガルニエ氏。次々と解体され、普段見ることのないオルガンの中身に会場からは大きな歓声があがりました。
小さいオルガンのなかから次々と出てくる204本ものパイプ。詳しい説明をしながら手際よく解体する様子に観客も興味津々な様子で、制作に約1年かかったというオルガンは、1時間ほどで綺麗に解体されました。
この好奇心をくすぐる解体ショーに観客は「昔(オルガンを)やっていたけど、もう一回やってみようかなと思いました」と興奮気味の様子。ちなみに解体されたオルガンはこの後、また組み直されたとのことです。