佐賀県の伊万里湾に訪れたある珍客が撮影されたことで大きな話題となりました。
海面に浮かぶ黒い影。沈んでは浮き、また沈んでは浮くという不自然な動きを繰り返しています。影は先が丸くなっていて、潜水艦のようにも見えますが…その正体はマッコウクジラでした。潮を吹きながら泳ぐ姿を撮影した人によれば、大きさは10mほどとのこと。
実はこれ、ただ単に「クジラを撮影できた!」という話ではなく、非常に珍しい現象なのです。というのも、クジラが現れるのはほとんどが太平洋側。伊万里湾は日本海側にあるので、このクジラは行動範囲にない日本海に現れたということになるのです。
そのため生でクジラを見られた撮影者が羨ましいといった声も上がっていました。