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【北京冬季パラPREVIEW】平野歩夢だけじゃない! 東京から北京に舞台を移した夏冬二刀流選手たち

パラサポWEB

東京2020パラリンピック競技大会に出場した選手が、わずか半年の準備期間で北京2022冬季パラリンピックにも登場!? 今大会で注目が集まる、世界の二刀流パラアスリートを紹介したい。

アルペンスキー・村岡桃佳
「冬の女王」が再び世界の頂点へ!

2018年の平昌大会でひときわ輝いていた日本選手といえば、今大会で日本選手団主将を務めるアルペンスキー村岡桃佳(LW10-2)。金メダル1、銀メダル2、銅メダル2と計5個のメダルを首にぶら下げて帰国した。その後、雪上ではなく陸上競技場に姿を現した村岡。東京大会では強者揃の女子100m(T54)で決勝に進出。6位入賞の成績を残した。

アルペンスキーよりも陸上競技を先に始めた村岡の小さい頃の夢は、「陸上競技でパラリンピックに出場すること」。平昌大会での好成績で新たに芽生えたのが、陸上競技の再挑戦だったといい、2019年から本格的に東京大会を目指すために始動した。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で2020年に開催されるはずだった東京大会は延期。東京大会から北京大会までの間隔が半年となってしまい、「二刀流でやっていくことに迷った」と明かした村岡。それでも、どちらもあきらめることはできず、二刀流を貫いた。

懸念された延期の影響は杞憂かもしれない。2021-22シーズンの国際大会での戦績は、スーパー大回転=出場4レース中2レースで1位、大回転=5レース中4レースで1位、回転=2レース中2レースで1位と、参戦したレースの大半で優勝。最新の世界ランキングでは大回転とスーパー大回転で1位、それ以外は2位につけている。

陸上競技のトレーニングに励んだことで、ストロングポイントである高速ターンの安定性とキレが増したという村岡。その進化した滑りは必見だ。

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*世界ランキングは2022年2月14日時点

北京大会では主将として日本選手団を率いる村岡(中央)

スノーボード・小須田潤太
期待の星! 義足アスリートの第一人者に続け

「篤さんとようやく同じフィールドで試合ができた」
東京パラリンピックで男子100m(T63)と男子走り幅跳び(T63)に出場した小須田潤太(SB-LL1)は、長年背中を追ってきた大腿義足の鉄人・山本篤に近づけたことを感慨深く述べた。

2012年に交通事故で右脚大腿部を切断し、事故から約3年後にランニングクリニックのイベントに参加。そこで出会ったのが山本だった。山本から練習の誘いを受け、転職して競技環境も整備。2018年には走り幅跳びの世界ランキングで8位にランクインし、世界と競い合える選手に成長した。

スノーボードを始めたのも山本の影響だ。山本は初出場した「第3回全国障がい者スノーボード選手権大会&サポーターズカップ」(2017年)でいきなり優勝し“二刀流”と話題を呼んだ。これに感化された小須田は、スノーボードに挑戦。2018-19シーズンからパラスノーボード強化指定選手に選ばれ、海外を転戦。2021年のワールドカップ・フィンランド大会では、スノーボードクロスで3位に入った。

本番では、平昌大会でスノーボードクロス12位だった山本を超える成績をぜひ残してほしい。

背中を追ってきた山本篤を超えられるか

クロスカントリースキー・有安諒平
オールをストックに持ち替え、水上から雪上へ

ノルディックスキー日本チームから唯一の視覚障がい選手として出場する有安諒平(B2)は、東京パラリンピックでは、ボート(混合舵手つきフォア)に出場(12位)した。もともとは、オリンピックのボート選手やクロスカントリースキーの選手がトレーニングでボートの練習をすることがあると聞き、2019年から自身の練習にも取り入れたことがきっかけだ。まったくのスキー初心者だったが、2020年12月に本格的に競技を始め、競技歴わずか2シーズン目での代表入りとなった。

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