日本一のBBOY・BGIRLを決めるブレイキン・バトルイベント「THE JAM FINAL 2022」が2月20日(日)に浜甲子園体育館(兵庫県西宮市)にて開催された。 大会アンバサダーは BBOY TAISUKE( The Floorriorz )と、BBOY Kaku( MORTAL COMBAT )と、日本のブレイキンシーンを今もなお最前線で引っ張っている2名が務めた。
全国3か所(愛知・青森・北海道)で開催された今シーズンのTHE JAMの入賞者13名と、これまでの実績から選ばれた招待選手5名、そして2月19日に同会場で開催された前日予選からの勝ち上がった6名の計24名で、FINALに相応しいハイレベルなBBOY・BGIRLが出揃った。

パリ五輪で注目されるブレイキンではあるが今大会はオリンピックのルールやフォーマットではなく、ストリートダンスバトルのフォーマットで行われ、性別や年齢の壁を越えたバトルが展開された。
全国各地の予選を勝ち抜いた猛者たちに加えて、WILD CARDとして招待された BGIRL AYANE や ERi FeNeSiS、BBOY Sho、BBOY Kazuhiro、BBOY Kouske と、ベテランから若手までブレイキンシーンの最重要人物たちが一堂に会した。
激戦を制したのは BBOY TOA( Body Carnival )

大混戦のトーナメントを制し、見事決勝に勝ち上がったのは BBOY TOA(Body Carnival)vs Gen Roc(GOOD FOOT)の2名。BBOY TOA は JDSF の強化指定選手であり、前日予選から参戦して勝ち上がった。先月開催された「JDSF 第三回全日本ブレイキン選手権」でも準優勝の結果を残している。
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対する Gen Rocは 予選のTHE JAM in SHIROFES(青森)にて優勝し、昨年に開催された「 SUPER BREAK 2021 」にて優勝したGOOD FOOTのメンバーでもある。
結果は見事、BBOY TOA が勝利し、優勝をつかみ取った。
優勝した BBOY TOA には「Red Bull BC One Cypher Japan 2022」の出場権も与えられ、「 昨年度ワイルドカードで出場させていただいたのに、直前に手首を怪我をしてしまって悔しい思いをしました。その思いものせて、ここから今年のBC One Japanに向け、自分なりの本気で楽しんでいきます!」
と、Instagram の投稿で今後の意気込みを見せた。
大会アンバサダー BBOY TAISUKE コメント

―大会全体を通しての感想をお願いします
コロナ禍の大会で運営側としては凄く大変な事も多々ありましたが、なんとか無事成功で終われて今はホッとしています!大会に参加してくれた方々、関係者、サポーターの方々、お客様含め皆んなで作りあげたイベントだったと思います!本当にありがとうございました!
―今回、西宮市で開催されたことに関してはいかがでしょうか