top_line

【 最新ニュースをアプリでサクサク読むなら! 】

打ち立て煮立て!古代中国文化の源・河南省洛陽出身のお母さんが作る「家庭料理 華氏家(かしや)」の烩面(燴麺|フイミェン)

80C[ハオチー]

打ち立て煮立て!古代中国文化の源・河南省洛陽出身のお母さんが作る「家庭料理 華氏家(かしや)」の烩面(燴麺|フイミェン)

「史記」にも記される中国最古の王朝・夏(か:紀元前1900年頃~紀元前1600年頃)から、ラスト・エンペラーの清朝まで、いくつもの王朝が入れ替わってきた中国大陸。

なかでも、殷(いん:紀元前17世紀頃~紀元前1046年)以降の古代国家が興った黄河中流域は、中原(ちゅうげん)と呼ばれる。

ここは国を統治する上の重要な地域として権力争いの場となり、文化の発祥地となってきた場所。そのことから、中原は転じて「中国」や「天下」の意味を持っている。地位や目的を狙って競う「中原に鹿を逐う(逐鹿中原)」という言葉もここから生まれたものだ。

現代中国において、中原は華北平原一帯となるが、その中心的ポジションにあるのが河南省(かなんしょう)。中国八大古都のうち、安陽、鄭州、洛陽、開封の四大古都を擁すエリアである。

広告の後にも続きます

前置きが長くなったが、今回紹介するのは、そんな中国古代史の主役となる河南省のご当地麺・烩面(燴麺|フイミェン|huìmiàn)が食べられる店。(注:この原稿では、簡体字の「烩面」と表記します)

烩(燴|フイ|huì)とは、複数の食材を合わせて煮込むという意味があり、現地では手打ち・手延べの幅広麺を、青菜や肉などと一緒にスープで煮込んだものが、専門店や家庭で親しまれている。

ちなみに日本では「ホイメン」「ホイ麺」などと表記されていることもあるが、ピンインをカタカナ表記にすると「フイミェン」とか「ホェイミェン」が近い。

注文ごとに製麺!ビャンビャン麺と似て非なる烩面(フイミェン)とは?

店は西日暮里駅から新三河島方面へ歩くこと約500m、細身の三角形のビルの一角にある「家庭料理 華氏家(かしや)」だ。

西日暮里駅からいくと、三角形のビルの一面に見えるこの看板が目印。

聞けば、女将さんは河南省の洛陽市出身。烩面は郷里と同じ作り方をしているそうで、強力粉を使い、一晩寝かせた伸びのよい生地を使用。調理場には草履のような楕円形に整えられた生地がスタンバイしており、注文ごとに生地を伸ばして麺にしてくれる。

L字型のカウンターに8席のみの小さな店なので、目の前で手打ちの烩面を作るところをかぶりつきで見られる。 薄く伸びのよい生地。

生地は両手で伸ばした後、大きな輪をつくり、麺を2つに裂き、さらに2つに裂いて麺にしたら、煮え立つスープの中へどぼん。実はこの麺の作り方、現在日本で広まりつつあるビャンビャン麺の作り方と非常に似ている。

  • 1
  • 2

TOPICS

ランキング(グルメ)

ジャンル