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EXIT兼近 元相方が前コンビ解散の真相を激白「不祥事解散とは言わないで」

女性自身

 

その後、逢見以外の芸人4人は吉本から解雇。逢見は謹慎を言い渡されて活動休止となったという。

 

「『週刊文春』の記事にも反論したかったのですが、吉本からは『何も言うな』と……。相方の兼近にも迷惑かけられないし、ひたすら我慢していました」

 

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事件は不起訴になるも、「ぷりずん。」としての活動ができない間に兼近がりんたろー。と新コンビを組んでいたという。

 

「気づいたら、兼近がEXITとしてM-1に出ていて驚きました。さらに、’18年夏に兼近が『ゴッドタン』(テレビ東京系)で“EXITはお互いに相方が不祥事でいなくなったコンビ”といったフレーズを使ったんですよね。僕はタイに滞在していて知人からの連絡で知ったので、兼近に確認したら『テレビ側に言わされた。もう言わないようにするよ』と約束してくれました。しかし以降も番組や兼近の本でも“不祥事”とされ続けたのです」

 

 

■「4~5年たって売れなかったら解散しよう」と約束を

 

昨秋に発売された兼近の“自伝的”小説『むき出し』(文藝春秋)は累計5万部を突破。当時のコンビ解消理由がこうつづられている。

 

《相方が突然の活動休止になる。週刊文春に集団強姦疑惑と報じられた》
《バッシングが浴びせられ、会社もその声に応じるしかなく、俺にお笑いを沢山教えてくれた大切な相方は、日本を離れ、苦楽を共にしたコンビは解消した》
《中島さん(兼近の小説内の相方名。りんたろー。の本名でもある)も前の相方がスキャンダルで解雇、コンビは解散となっていて、シンパシーを感じていた。残された2人で、漫才を楽しみたかった》

 

実はりんたろー。の元相方は’16年4月、無免許運転で逮捕。半年間の謹慎期間を経てコンビを解散している。その影響もあり“EXITは元相方が不祥事でいなくなった同士”という印象がついてしまい、逢見を苦しめているという。

 

「日本のクライアントさんからもお仕事の話があるんですけど、『ネットに不祥事解散と書かれていますね』などと聞かれてしまうんですよね。日本の企業はコンプライアンスが厳しいので、仕事の話が通りにくくなってしまうので影響が大きいのです」

 

逢見は「ぷりずん。」解散の真相についてこう明かす。

 

「もともと兼近とは『4~5年たって売れなかったら解散しよう』という約束でした。その期間に僕は謹慎で活動停止に。兼近は僕が何もできない間に新コンビを組んでいて、僕が復帰したら『売れなかったら解散する約束だったから』という理由で解散になりました。だから、解散と『週刊文春』の事件はまったく関係ないんです」

 

解散後はピン芸人として活動しテレビにも出演していた逢見だが、約2年前に吉本との契約を解消し、現在はタイを拠点にドラマやバラエティ番組などで活躍している。

 

「日本のテレビ業界とは違って、タイだとどれだけ大御所の方でも一緒に食事したりフレンドリーなところがいいですね」

 

吉本興業に逢見の活動休止理由、また不祥事解散とされていることに関して見解を尋ねたが、回答は得られなかった。最後に逢見に元相方・兼近への思いを聞いた。

 

「兼近とは仲が悪いわけではないですし、同じ芸人として応援しています。ただ、『元相方の不祥事』と言うのだけはやめてほしい。世間の誤解を解いてほしいですね。もちろん吉本には所属時代に磨いてもらったので感謝しています。

 

そして、機会があれば兼近と共演したいです。『タイに行ってる間に、めちゃくちゃネタにしてくれたな!』とイジると思いますよ」

 

そう語る逢見。兼近は元相方の思いをどう受け取るのか――。

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