1月22日(土)・23日(日)の2日間、渋谷ストリームホールにて「JDSF 第三回全日本ブレイキン選手権 (主催:公益社団法人日本ダンススポーツ連盟)」が開催された。2021年の秋から、日本各地で開催されたブロック選手権を勝ち上がった代表選手が一堂に会し、2021年度のチャンピオンを決定した。
本大会は無観客にての実施となったが、決勝ラウンドの様子がJDSF Breaking の Youtubeチャンネル、player! 、Twitch にてライブ配信が行われた。
Shigekixが二連覇を達成!- オープン部門

18歳以上が対象のオープンBBOY部門ではShigekixが、オープンBGIRL部門ではAyumiが優勝した。
オープンBBOY部門ではShigekix vs. Toaの決勝戦。昨年度の全日本ブレイキン選手権の決勝も同じ組み合わせであり、両者は約一年ぶりに再び相まみえた。
世界レベルの2人による4ラウンドの戦いは熾烈を極めた。最後は圧倒的なムーブの構成力と完成度を見せつけたShigekixが 2020年度の優勝に続き、大会二連覇を達成した。

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オープンBGIRL部門では昨年の「世界ブレイキン選手権」にて、世界の強豪を抑えて金メダルを獲得したAyumi 、準決勝にて実の姉であるAYUとの姉妹対決を制したAMI、の決勝戦。
このカードは奇しくも、前述した「世界ブレイキン選手権」の決勝戦と同じ組み合わせとなり、今大会もAyumiに軍配が上がった。互いに細かくスキルフルなフットワークや、ダイナミックなパワームーブを展開し、正に世界レベルの攻防が繰り広げられた決勝戦であった。

ユース部門
ユースBBOY部門 決勝戦では、同じCREWである Haruto vs. Issinの Body Carnival 対決。終始、音楽に乗ったオリジナリティあふれるムーブで高いクリエイティビティを体現したHarutoが勝利した。

BGIRL部門では九州沖縄ブロック代表のRikoが、JDSF強化選手であり昨年度優勝者のYuikaを破り、優勝に輝いた。ハイレベルなパワームーブを繰り出すYuikaに対して、Rikoも強いバネから生み出されるフレッシュな動きで対抗する好バトル。Rikoは高い身体能力と、個性あふれる基礎力から見える「沖縄スタイル」を決勝の舞台でも感じさせた。

ジュニア部門
小学生のジュニア部門では、BBOY部門で関東甲信越ブロック代表 Wato vs. 関西ブロック代表 ko-taro の決勝戦。Watoのキレのあるパワームーブ、大人顔負けのムーブの構成力が光り、見事日本一に輝いた。

BGIRL部門では関西ブロック代表のKoharuが優勝した。昨年の11月に開催された「Breakdance Dream Cup 2021」でも優勝に輝いた haru を破り、有終の美を飾った。Koharuは、柔軟性のある体を活かしたフレッシュな動きやフリーズで会場を魅了した。

オープンBGIRL Ayumi, AMI コメント
