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DASEIN、デビュー20周年記念 FINAL公演で JOEのバースデーライブ解禁

OKMusic

「HYPER BEAT ROCK」という独自の音楽ジャンルを掲げJOE(Drums)とRicky(Vocal)のユニットとして2001年にメジャーデビューを果たしたDASEIN。2021年はデビュー20周年のアニバーサリーイヤーとして精力的に活動を続けてきた彼らとザイナー(DASEINファンの呼称)であるが、そのファイナルとして去る2021年12月31日(金) 初台DOORSにて Shimekukul DASEIN 2021 デビュー20周年記念 FINAL 「NEXT QUEST」~探ギュウ心でlet’sトライ!!~ が行われた。そして、2022年3月13日(日) JOEのバースデーライブ「WELCOME TO THE FACE 2022」も解禁!

大晦日の夜をDASEINと共に過ごす喜びを噛み締めんと会場に詰め掛けたザイナー達。ステージに鎮座する巨大なJOEのドラムキットには思わず”一体これタイコとシンバル合わせて何点あるんだろう?”と、ライブレポートを忘れてしまいそうであった(笑)。

白を基調とした衣装に身を包んだ巧(Manipulator)と村井研次郎(Bass)とSCOTTIE(Guitar)、そして多点キットにJOEもスタンバイ。すると遂にお馴染みのギャグ扇子(白い羽扇子)を手にサングラスをかけたRickyが登場!2021年最後のライブとなる本公演の幕は「天下無双」で切って落とされた。場内のテンションを一気に上げる疾走感。Rickyのダンスに合わせてザイナー達もギャグ扇子や手持ちサイズのフラッグでもってそれに応える。

“今年最後のワンマンライブ!楽しんでいこうぜ!”の煽りに続いてRickyが発した”返事は!?返事は!?アイアイサ!”のタイトルコール。間髪入れず「アイアイサ」が演奏される。ポップなメロディに対してドカドカと踏み鳴らされるツーバス、このギャップがたまらない。感染対策を徹底して行われた公演故に声を出せないザイナー達も動きで合いの手をばっちりと決めていく。それを超えんとばかりに今度はギターソロの手前でメンバー全員がいきなり停止ボタンを押されたかの様にストップ!思い思いのポージングをどこか可愛げ(?)に決める。

会場の熱気にRickyは早くもサングラスを外し、JOEはスティック回しやスティック投げで曲間にも華を添えている。続いては「Yの黙示録」。前2曲と一転してダークな雰囲気を帯びるこの曲はJOEによる変則的かつテクニカルなリズムパターンが特徴的だ。メロディの合間に切り込まれるフィルインの手数なんかもう、凄い事になっているぞ(笑)。村井研次郎のベースラインもそれに絡みつく様にうねりを増していく。

MCでは今年最後のワンマンライブに集まったザイナー、そして配信でそれを見届けるザイナーに感謝の意を示し、アコースティックライブやzoomでのイベントなど、昨今の状況を踏まえた上でのデビュー20周年の活動を振り返りつつ、毎年年末のライブでは干支に掛けたタイトルにしている事(多少強引かも知れないけど…との事です笑)や、本公演のセットリストは殆どがJOEの考案によるものだという事を明かしてくれた。

ここからはRickyが情感たっぷりに歌い上げるミディアムナンバーが中心となったコーナーだ。

その歌唱力が存分に発揮されたサビから始まる「そばにいてほしい」では歌詞の”だけど手は繋がないさ 触れると壊れてしまいそうだから”に合わせて客席に妖艶な仕草を見せ、SCOTTIEのカッティングが映える「英雄ピエロ」はどこかノスタルジックなサビが心地良いダンサブルな一曲。壮大なメロディで紡がれる「秘密」ではラスサビ前にドラムソロまで挿入され、月夜を思わせるその世界観にどっぷりと没入させられてしまった。

“僕なら絶対並べない高音の3曲なんだけど、JOEがドラム的には並びが良いからって言うから受け入れましたけどね”とRicky的にはしぶしぶであったこの並び(確かに3曲共々なかなかボーカル殺しのメロディライン)ではあるが、それはRickyの歌唱力をJOEが如何に信頼しているかの表れでもあると筆者は感じた。

メンバー紹介を経て”今宵の首謀者!”とその名をコールされたJOEは”今日は長いんで体に気をつけて、この幸せな思いを存分に分かち合いたい”と、その人柄が滲み出る言葉でザイナー達を労った。

Rickyの”DASEINのカッコいいナンバーをお届けします!”の言葉からはヘヴィなブロックへと突入。落差の激しいリズムやSCOTTIEが弾き倒すソロなど楽器的な聴きどころ満載の「バラバラ」。そしてダークと言うよりはホラーのテイストも感じさせる「闇」。言葉数を詰め込んだ構成が胸を熱くさせる「歩」を経て、こちらもDASEINの名物と言えよう。JOEのドラムソロである。導入はスティックをマレットに持ち替えタムを中心とした演奏。そこから流れる様にラテン調のリズムへ繋げて行くのだが、どうやら左足でカウベルを演奏している模様(これめちゃくちゃテクニカルです)。次第にマシンガンの様に手数足数を増やしていき、最後は祭囃子にてクロージング。

と、ここで終わらないのがDASEIN。手練れ揃いのサポートメンバーも交えてのソロ回しに突入だ。SCOTTIEのアーミングを交えた速弾きと村井研次郎のタッピングのバトルだなんて贅沢にも程がある。

カラフルな上着に着替えたRicky、今度はメガネ姿である。後半戦は先のソロ回しを引き継ぐ様に「修羅」からのスタート。客席を巻き込むジャンプが楽しい「金輪際」と続き「BREAK OFF!!」に至っては最早メロスピの様相である。メタラー的にはたまらんでした(笑)。

光溢れる「我ここに在り」にて本編は締め括られ、続いてはアンコール。流離夢(サイリウム)でオレンジに染まる客席に降り立ったDASEIN、黒基調の衣装にチェンジされているもののBlack DASEIN…?ではない様だ。

Rickyの動きに合わせて流離夢が揺れる「流離人」。光る指輪を使用した「君の街に降れるオリオン」では七色の星空が客席に広がった。

ここで改めてのメンバー紹介。各々に今日の思いを語る中、村井研次郎の”SHOXX見ててDASEINはキラキラしてていいなあと思ってたよ。俺等(cali≠gari)は血糊とか包帯巻いてたから。そういうのやりゃいいじゃん、医療系DASEIN”←これめちゃくちゃ観たいです(笑)。

“おまけやるぞ!”の声でハッピーな「貴方しかいないじゃない」を挟みラストに届けられたのは最新のシングル曲でもある「泡沫なる夢幻」。そして年末の決算に相応しい「ケリをつけろ」。ヘドバンの嵐となるザイナーを煽るかの様にRickyは回し蹴りを鮮やかに決め、ステージを降りた。

JOEのバースデーライブやレコーディングの予定、夏前のツアーにBlack DASEINの暗躍(笑)など来年の展望の数々も示唆してくれたDASEIN。”存在し続けていきたい”とRickyが語ってくれた通り、DASEINの存在を存分に感じながらの2022年を過ごす事が出来そうだ。

photo by 岡本 麻衣(ODD JOB LTD)
text by 庄村 聡泰

【セットリスト】
01.天下無双
02.アイアイサ
03.Yの黙示録
ーMCー 
04.そばにいてほしい
05.英雄ピエロ
06.秘密
ーMCー
07.バラバラ
08.闇
09.歩
ーDrソロ~波乱ー
10.修羅
11.金輪際
12.BREAK OFF!!!
13.我ここに在り
<ENCORE1>
14.流離人
15.君の街に降れるオリオン
ーMCー
16.貴方しかいないじゃない
17.泡沫なる夢幻
<ENCORE2>
18.ケリをつけろ

【ライブ情報】

『DASEIN presents JOE Birthday LIVE EVENT
「WELCOME TO THE FACE 2022」
ー祝・50歳で号令かけます一堂零!!!ー』
3月13日(日) 東京・渋谷REX
OPEN/17:30 START/18:00
<チケット>
スタンディング 前売¥7,800(D別) / 当日¥8,800(D別)
https://eplus.jp/sf/detail/3567620001-P0030001
先行受付期間:2月5日(土)12:00~2月14日(月)23:59
入金期間:2月16日(水)13:00~2月18日(金)21:00
一般発売日:2月26日(土) 10:00~

ーSUPPORT MUSICIANー
Gt:SCOTTIE
Ba:リウ(メトロノーム)
Mani:巧
ーGUEST MUSICIANー
Gt:PANTHER (ELLEGUNS)

※配信については後日お知らせいたします。

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