
海外音楽情報専門podcast『speakeasy podcast』とSPICEの連動企画。毎週金曜日に海外でニューリリースになった楽曲やアルバムの中から、Spotifyの『New Music Friday』のプレイリストやイギリスの『Official UK Charts』などでピックアップされているリストを独自に集計し、MCを務める竹内琢也が特にオススメしたい5曲をピックアップ。SPICEではニュースが中心のpodcastでは紹介しきれない、楽曲をより深掘りしたコラムをお届けしていく。リリースまでの背景やアーティストの情報まで網羅できるので、洋楽好きはもちろん、洋楽が気になっている人も要チェック。
今週の気になるニューミュージック5選
●「Light Switch」/ チャーリー・プース
Charlie Puth – Light Switch [Official Music Video]
チャーリー・プースが、新曲「Light Switch」をリリースしました。今年リリース予定のニューアルバム『CHARLIE』からのリードシングルとなります。チャーリー・プースはここ数ヵ月間にわたり、TikTokで楽曲の制作風景を含むティーザー動画を数多く公開しており、リリース前から関連動画はバイラルに。「Light Switch」を使い既に多くの動画がTikTok上で作られていました。印象的なミュージックビデオは、リル・ナズ・Xの「Industry Baby」、ドージャ・キャットの「Streets」、ロディ・リッチの「The Box」などのMVを手掛けたクリスチャン・ブレスラウアーが務めています。
●「ur just horny」/ ゲイル
広告の後にも続きます
GAYLE – ur just horny (Official Music Video)
メジャーデビュー曲「abcdef」が、UKシングルチャートで1位を獲得したほか、USビルボードのグローバル・チャートGlobal200制覇、Spotifyグローバルチャート1位など、世界中で大ヒットしているアメリカ・テキサス州ダラス出身の17歳のシンガー、ゲイル。「abcdef」に次ぐ新曲「ur just horny」がリリースになりました。プロデュースは「abcdef」と同じくピート・ナッピが務めています。アヴリル・ラヴィーンやオリヴィア・ロドリゴを思い起こさせるパンキッシュなポップソングで、ゲイルは「何年もプラトニックだと思っていた友情の一線を越えてしまった時のことを歌っているの」とコメントしています。
●「thought it was」/ イアン・ディオール、トラヴィス・バーカー、マシン・ガン・ケリー
iann dior – thought it was (feat. Machine Gun Kelly & Travis Barker) (Official Audio)
2020年にリリースされた、24kゴールデンとの共作「Mood」がUSシングルチャートで累計8週に渡り1位を獲得。2021年には、毎年全世界のヒップホップ・ファンを賑わせているXXL誌の新人企画『XXL FRESHMAN CLASS』に選出もされたイアン・ディオールが、前作から約2年ぶりとなる2ndアルバム『on to better things』をリリースしました。ブリンク182のトラヴィス・バーカーとマシン・ガン・ケリーを迎えたこの「thought it was」はアメリカのバンド、セミソニックの1998年の楽曲「Closing Time」がサンプリングされています。イアン・ディオールは2020年にも「Sick and Tired」で、トラヴィス・バーカーとマシン・ガン・ケリーとコラボしています。
●「Head on Fire」」/ シグリッド、グリフ