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退役「政府専用機」が4億円で売り出し中! 破格の安さの理由とは?

アサ芸Biz

 政府首脳など国の要人たちが海外を訪問する際に利用する「政府専用機」。米国では通称「エアフォースワン」の名で知られる大統領専用機が有名だが、日本も政府専用機を2機保有。でも、お役御免となった旧政府専用機が現在売りに出されていることを知っていただろうか?

 もともと「ジャンボジェット」の愛称で親しまれ、世界中のエアラインでも主力機だったボーイング747-400を使用していたが、機材の老朽化や燃費効率の悪さを理由に19年4月からボーイング777-300ERに切り替えらえた。それに伴い退役となり、売りに出されたというわけだ。

 ちなみに1号機の価格は約14億円。当初の32億円では買い手がつかなかったため、半値以下への大幅ディスカウントを実施。これに対して今年1月に新たに売りに出された2号機は4億円という超破格のプライスだ。

 新品と中古の違いはあるが、プライベートジェット機でもこれ以上するものが多い。なぜこんな価格で販売しているのか?

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「2号機はエンジンを取り外した状態で、飛行機として飛ばせないんです。つまり、動力以外の機材としての価値という形になります」(航空ジャーナリスト)

 エンジン以外にも部品の一部や皇族や首相が搭乗時に利用してきた貴賓室は取り外されており、別途売却ないし譲渡されている。つまり、展示用か残っている部品をさらに売るくらいしか使い道がないというわけだ。

「エンジン付きの1号機も改装すれば旅客機や貨物機として飛ばせますが、現在主力の航空機に比べると燃費があまりに悪すぎる。さらに金目の部品はある程度外してしまった2号機は、巨大なボディとしての価値しかありません。北欧フィンランドにはジャンボジェットを利用したホテルがあり、旅行客に人気ですが活用方法がかなり限定されます。それにスペースの問題もあり、展示用でもそこまでの価値があるかは難しいところ」(同)

 外遊時に活躍した日本の空の顔の末路としてはあまりに悲しい気もするが…。

(高島昌俊)

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