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田中正義、山岡泰輔、森遼大朗…パ・リーグ6球団「開幕先発ローテ入り」が期待される投手は?

週刊ベースボールONLINE

まもなくキャンプが始まるが開幕に向けて注目されるのが、先発ローテーションはどのような顔ぶれになるか、だ。特に確定的な投手以外、徐々に力をつけてきた若手や近年ケガなどで力を発揮できなかった中堅などが台頭すればチームにとって大きな力になる。パ・リーグ6球団の「開幕先発ローテ入り」が期待される投手を見ていこう。

福岡ソフトバンクホークス



ソフトバンク・田中正義

 藤本博史監督は先発・中継ぎの起用について一度フラットな目線から適性を見極める判断方針を明らかに。早速秋季キャンプから選手たちもそのつもりでトレーニングを重ねている。中でも、田中正義は首脳陣だけでなく、ファンからも先発起用が期待される1人。昨季は一軍、二軍合わせた全34試合がリリーフ起用だったが、ポテンシャルの高さは先発向きだ。最速157キロのストレートは、やはり威力十分。フォークやスライダーも磨けばさらに良くなっていく伸びしろを感じさせる。エース・千賀滉大も「ファンの人も、選手も、みんな『正義がすごい』と思っている。本人が『常に試合に勝てるのが当たり前くらい』のマインドになれば、すごい選手になると思う」と太鼓判。いまだ未勝利に2017年ドライチ。待望の初勝利を経てどれだけの勝ち星を重ねるのか、楽しみだ。

オリックス・バファローズ



オリックス・山岡泰輔

 山本由伸、宮城大弥の左右の柱が、昨季22の貯金をつくった中で、不本意なシーズンとなったのが山岡泰輔だ。6月に右ヒジを痛めて無念の離脱。8月にファームで実戦登板し、中継ぎへの配置転換で復帰を目指していたが再発してクリーニング手術を受けた。順調に回復して日本シリーズ第5戦の8回に復帰を果たし、今季は完全復活が待たれる。入団から3年連続で規定投球回をクリアし、2019年には13勝を挙げ、勝率.765をマークして勝率第一位のタイトルを獲得。150キロ超の直球に大きく鋭く落ちるタテのスライダーなど多彩な変化球を織り交ぜる“頭脳派右腕”は、今季にかける思いは強いはず。山本、宮城との3本柱を形成してリーグ連覇の力になりたい。

千葉ロッテマリーンズ



ロッテ・森遼大朗

 満を持しての2ケタ番号だ。育成ドラフト2位で2018年に入団した森遼大朗が、今季から支配下登録され先発ローテーション入りの期待が寄せられる。入団4年目の昨季、初完封を含むイースタントップの10勝を挙げるなど、安定感抜群の投球を披露。美馬学から“フォークの心得”を授かると、同球種の精度が高まり、直球、スライダーをさらに生かすことにもつながった。昨季途中の支配下昇格も期待される中で「まずは二軍でしっかりと投げてほしい」と井口資仁監督が話したとおりイースタン最多勝を獲得し、一軍昇格の挑戦権を手に。佐々木朗希を筆頭に若返りが進む先発陣。背番号62の22歳右腕もキャンプからアピールを重ねて割って入る。

東北楽天ゴールデンイーグルス



楽天・西口直人

 昨季は中継ぎの一角として一軍に定着して5勝をマーク。大きな飛躍を遂げたシーズンとなった。シーズン初勝利は6月26日のソフトバンク戦(楽天生命パーク)。先発・高田孝一が初回わずか16球で危険球退場となると、二番手として緊急登板して5回までを1失点と粘投した。このようにロングリリーフのできる中継ぎとして経験をし、今季、満を持して先発にチャレンジする。150キロ超の真っすぐも力を増しており、実力者がそろう先発ローテーションに割って入る可能性は十分にありそうだ。


北海道日本ハムファイターズ



日本ハム・生田目翼

 今季新たに先発ローテーション入りが期待される投手の1人が生田目翼だ。社会人から入団して4年目、今季27歳となる右腕にとってはまさに勝負の年。昨季終盤の10月19日の西武戦(メットライフ)では初登板初先発で6回1安打1失点と好投。待望のプロ初勝利を挙げた。イースタン・リーグではチーム最多の90イニングを投げて防御率2.30をマークし、最優秀防御率を獲得。あとは一軍で結果を残すだけだ。キャンプの一軍メンバーにも選ばれ、横一線の競争からアピールしてスタートダッシュを決められるか。精神的な弱さという課題を克服した右腕が先発ローテ争いに加わり、一気に飛躍のシーズンとしたい。

埼玉西武ライオンズ



西武・與座海人

 サブマリンが開幕先発ローテーションに加われるか。2018年ドラフト5位で入団した與座海人。1年目オフにトミー・ジョン手術を受け、19年は育成選手として過ごしたが20年は支配下に復帰。同年、8試合に登板して2勝をマーク。飛躍が期待された昨季だったが、わずか1勝に終わった。しかし、10月の3試合で5回を無失点、5回1/3を1失点、6回無失点。勝敗はつかなかったが、手応えは得た。今季は即戦力新人で隅田知一郎、佐藤隼輔、新外国人でエンス、バーチ・スミスが加わり、先発3本柱の高橋光成、松本航、今井達也と合わせ先発ローテ争いは激化。だが、新型コロナ禍で外国人の来日は不透明で與座にも十分チャンスはあるだろう。キャンプでのアピールに期待したい。

写真=BBM

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