YouTubeが、オリジナル番組「YouTube Originals」の大幅な縮小を発表しました。
YouTube Originalsとは?
YouTube Originalsは、YouTubeによるオリジナルシリーズや映画、イベントなどを視聴できるサービスとして2016年に開始されました。
日本では、「はじめしゃちょー」(登録者数1010万人)の『The Fake Show』や「フィッシャーズ」(同719万人)の『フィッシャーズと失われし碧き秘宝』などが公開されています。
当初は有料サービスのYouTube Premiumの会員のみ視聴できましたが、2019年以降は一般ユーザーにも開放されています。
今後は一部のプログラムのみに資金提供
1月19日、YouTubeの最高経営責任者であるロバート・キンセル氏がツイッターを更新し、今後は黒人クリエイターと音楽にスポットライトを当てるBlack Voices FundとYouTube Kids Fundに含まれるプログラムにのみ資金を提供すると発表しました。
キンセル氏によると、YouTubeパートナープログラムの急速な成長の中、Creator Shorts FundやBlack Voices Fund、Live Shoppingプログラムなどに資金を投じることでより多くのクリエイターに大きな影響を与えることができるのではないかと考え、制作縮小に至ったとのこと。
また、YouTube Originalsのリーダーを務めてきたスザンヌ・ダニエルズ氏が3月1日にYouTubeを離れることも理由の1つとして挙げられています。
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現在制作中の作品に関しては、関係クリエイターに近日中に連絡するとしています。
An update on YouTube Originals: pic.twitter.com/PixhgZ2yhU
— Robert Kyncl (@rkyncl) January 18, 2022