
今回のおすすめワインは、「ルナーリア・チェラスオーロ・ダブルッツォ」。辛口のロゼ、どんなお料理にも寄り添ってくれるバランスのよいワインです。
かわいい三角屋根の箱は、冷蔵庫にあるとなごむデザイン…。箱に入っているワインって、リーズナブルで味もそれなり、のイメージもたれている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、このワインを飲んだら、そんなイメージは吹き飛ぶとおもいます。だって、単純においしいから!
イタリアのアブルッツォ州、オルソーニャ村の協同組合が、ビオディナミ農法で作ったぶどうを使ったワイン。無農薬栽培は、30年以上前から行っているそうです。
醸造責任者のカミッロ・ズーリが指揮をとり、ぶどうに寄り添い人為的行為をできるだけ排除した醸造を行い、出来上がったのがこのワイン。
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チェラスオーロ、というのは、日本語にするとチェリーのようなという意味(イタリア語のCerasa=チェリーが由来です)。アブルッツォ地方では、ロゼを指します。
ぶどう品種はモンテプルチアーノ100%。低温で短時間醸した後、ステンレスタンクで1ヶ月の発酵後、4~6ヶ月の熟成を経ています。
味わいはやさしい辛口、チェリーやあんずなどの、ほんのり甘やかできれいな香りが鼻から抜け、余韻は短くやさしい後味。体に軽い飲み心地です。
ボックスワインのいいところは、開けてからも保存がきくこと。箱の中に収縮するビニールバックがはいっています(なので、BIB バック・イン・ザ・ボックスと呼ばれています)。密閉性が高く酸化しにくいので、何日かかけてゆっくり飲めるんです。
こちらのワインは3リットル入り。ウォーターサーバーのような……いやいや、バックに入っているのはワインです。