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ソフトバンク・甲斐拓也 大黒柱として担う重要ポジション/増えた家族のためにも

週刊ベースボールONLINE


守備面での貢献度の高さが査定評価にも表れ、昇給を勝ち取った甲斐

 チームは8年ぶりBクラスの4位。5年連続となる日本一への挑戦権を得られず、監督交代もあった激動のオフ、甲斐拓也は昇給を勝ち取った。4500万円アップの年俸2億1000万円は、西武・森友哉と並んで現役捕手の最高額(金額は推定)。「チームが4位という結果に終わった中、しっかり評価していただいた」。契約更改後には、7月末、東京五輪初戦の2日前に第2子となる男児が誕生していたことも明かした。

「オリンピックで金メダルを獲れたのは2人目が生まれたから。もっともっと頑張らないといけないと思ったことが力になった」

 東京五輪では侍ジャパンの正捕手として金メダル獲得に大貢献。その上で、目標に掲げてきた全試合出場に、5年連続でゴールデン・グラブ賞も獲得した。盗塁阻止率もリーグトップの.452。6連続盗塁阻止で日本シリーズMVPに輝いた2018年のシーズン成績.447をも上回る自己ベストだ。甲斐キャノンの力が知れ渡り、より確率の高い場面で仕掛けられるようになっての数字だけにすさまじい。それらが数年来の思いの結実となって反映された。捕手ゆえの特殊性をアピールし、かねて査定基準の底上げを求めていた。三笠杉彦GMは「相対的に守備の負担の違いがデータで出ている。捕手は一番負担が大きいポジション。試合に出ると基礎的な評価が上がるように査定を変えた」と語った。

 打撃面では12本塁打ながら打率.227と、納得感はまだまだない。「この悔しさを2022年にぶつけないと」と甲斐。公私ともに一家の大黒柱、自覚は十分だ。

写真=湯浅芳昭

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