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凍傷負ったアムールトラの子どもを治療 ロシア

時事通信ニュース




【モスクワAFP=時事】ロシアの野生動物保護団体は12日、凍傷を負い、体力を消耗しきって死にかけていたアムールトラ(シベリアトラ)の子どもを保護して懸命に治療していると明らかにした。≪写真はロシア極東のトラのリハビリセンターで手術を受けるアムールトラの子ども。「アムールトラ・センター」提供≫
トラは雌で生後4~5か月。極東の沿海地方南部の川岸で昨年末に見つかった時、重度の凍傷を負い、けがもしていた。
NGO「アムールトラ・センター」の説明によれば、トラは地元の漁師に発見され、野生動物保護の活動家を介してリハビリセンターに預けられた。
外診によると、トラは体力を著しく消耗し、尻尾の先が凍傷になっていた。さらに下顎に傷を負い、壊死(えし)しかけていた。
発見時の体重は標準の約半分の20キロだったが、手術に備えて厳しいリハビリが行われ、10キロほど増えた。壊死した尻尾の先は切断された。
顎に健康な組織を移植する手術が先週末に行われた。2時間半に及ぶ手術は成功したが、野生に返せるかを判断するのは時期尚早だという。
アムールトラ・センターのセルゲイ・アラミレフ所長は「目下の重要な問題は、壊死を食い止め、命を救うことだ」として、最善を尽くしていると述べた。
アムールトラはロシアと中国に生息し、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅危惧種に分類されている。
世界自然保護基金(WWF)のアムール支部長、ピョートル・オシポフ氏によれば、ロシアには約600頭のトラが生息している。
同氏がAFPに語ったところによれば、この冬は降雪量が多く気温の変化が激しいため、トラの生活環境は厳しいものとなっている。先日にもトラの子ども2頭が凍死しているのが見つかった。【翻訳編集AFPBBNews】

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