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銀行の「いいところ・悪いところ」赤裸々に語る3つのポイント

幻冬舎ゴールドライフオンライン

本記事は、森竜太郎氏の著書『これでいいのかサラリーマン』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

銀行のいいところ

銀行に来てよかったことは主に三つあります。①異動が多い、②将来の計画が立てやすい、③時流に乗れる。

一つ目の異動ですが、異動によって人間関係と仕事がリセットされます。先輩や上司と合わないなと感じていても、三年経たないうちに周りが、あるいは自分が異動となるのです。仕事も今の仕事から解放され新しい仕事を任されるようになります。

支店から支店への異動でしたら、新しい土地で働くことになりますので気持ちもリフレッシュされることでしょう。本部に長くいると感じませんが、支店で働く方々が、その地域のイベントに参加したり、ご当地グルメを堪能している行内報の記事を読んだりすると羨ましく思うのです。「現場って毎日バタバタしていて大変だけど、これを三年ごとに経験できるのいいなー」となるわけです。本部で働く良さももちろんあるのですが、「たまには現場に戻りたいな」という気持ちが芽生えます。

海外から海外への異動は、さらに刺激的なものになるでしょう。何もニューヨークからロンドンといったエリートコースに限りません。海外赴任をされた方から聞くお土産話、どれも面白いです。「生水飲んで死にそうになった」とか、「移動には必ずライフルを持った護衛がついている」とか「生活のインフラが整っていないから、洪水で出社できなくなった」とかです。

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こういう話を妻にするから海外勤務が遠のいた気もしますが、危ない体験も含めて自分は海外勤務をしたかったです。

②の将来の計画ですが、収入が安定していますので貯金の目途が立てやすく、いつまでにいくら貯められるか、ある程度予測ができます。結婚資金、住宅ローン、教育資金、老後資金などが、お金で悩む大きな要素だと思いますが、計画的に対応できると思います。

銀行を卒業する頃になると、所謂「黄昏研修」があり、銀行卒業後のキャリアの築き方、収入などについて具体的な説明を受けることになります。サラリーマンで家を買った後に転勤となり悩む人は多いですが、家を貸すことによって大家さんとなり家賃収入を得るなど、経済的に困ることはありません。外資でしたら自分のパフォーマンス次第で報酬が変動しますので、貯金の予測は立てづらいでしょう。外資に限らず、他の業種と比べてみても銀行の雇用や収入に関わる安定感は比較的高いと言えそうです。

③の時流に乗るですが、邦銀が外銀よりも進んでいるとは思っていません。むしろ遅れているというか、理解されない仕組みがあります。

例えば、ある取引を行う前に担当と検閲者が内容を確認します。取引実行後の翌日、経理課の担当が確認、上司も再度確認して不正がないことを確認します。他の取引も含めて一日全体の取引の件数、金額に間違いがないことを経理課は確認するのです。

こんなめんどくさいことするの、邦銀だけです。外銀出身の人にこの話をすると理解されません。「不正防止の効果がわからないのに、何で残業までしてやってるの? 何十年も続けているってクレイジー」となるのです。

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