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地中海性気候で食通の街…南フランス「リヨン」を巡る

幻冬舎ゴールドライフオンライン

本記事は、村野憲政氏の書籍『ヨーロッパ歴史訪問記』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

1998年2月9・10日(月・火)ドレスデンおよびベルリン紀行(後篇)

-クレーンの町(City of Cranes)-

ベルリン滞在は2日間でしたがポツダム観光に半日費やしたので、ベルリン市内をバスと徒歩で外側だけ見て回っただけで、中を見たのはベルリン大聖堂、マリア教会、ドイツ歴史博物館そしてペルガモン博物館くらいです。

ロンドン・パリと並ぶ博物館・美術館の多い都市ですので時間をかけてゆっくり見て回るのも面白いと思います。ペルガモン神殿の発掘は1871年のドイツ帝国成立後の国の威信を示すためもあったようで、ペルガモン博物館に展示されている神殿彫刻群は、動機は若干不純ながら、ロンドン大英博物館のアテネ・アクロポリス彫刻群に負けない壮麗さです。他にも新バビロニア王国等の中近東の発掘品は一見の価値があります。

土曜日からの今回のドイツ旅行は全般に晴れ間が多く、特に最終日の火曜日はガイドさんが早すぎる春というほど暖かく好天でした。普通は雪か曇りで時には零下20度まで下がることもあるようで、気温だけ見るとロンドンの方がましのようです。ロンドンはこの1週間好天続きです。

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ちなみに13日にはロンドンで19.1度の2月としての史上最高気温を記録しました。東京は寒いようですが、皆さん風邪など引かぬよう気をつけてください。

追伸:この週末に、オーストラリア人の友人の親戚の家に泊まりに行ってきました。バーミンガムから北に20マイルのリッチフィールドという人口3万人あまりの町ですが、イングランド中世の16大聖堂の内の1つリッチフィールド大聖堂があります。

近くのストーク・オン・トレントにウェッジウッドの工場があり、先週日曜日に行ってきたばかりなのでその比較に興味があり、土曜日に案内して貰いました。マイセン磁器がすべて手書きで、芸術的にも金額的にも高いのに対し、ウェッジウッドはプリントを多用し、大量生産とブランド力を利用したマーケティングで大成功を収めました(とは言っても、独断でワン・セット買うにはやはり高すぎました)。この地域はミッドランドと呼ばれ、至るところ古い城郭や邸宅があり、それが保存され一般に公開されています。イギリス初の国立公園であるピーク・ディストリクト国立公園は中・近世のイングランド農村地域の情緒を残しており、中世のウォーリック城を併せて見て回るだけで1日掛かりました。意外だったのはイングランドの農場は冬でも緑色なことで、気温が比較的高いことと、日本の太平洋側と違い冬の雨が多いためと思います。

2月26日から3月5日まで出張で日本に帰ります。アフター・ファイブは家族と過ごそうとは思っていますが、皆さんにお会いする時間が取れるかもしれません。

1998年3月7・8日(土・日)    リヨン紀行

-絹織物と、美食の町-

東京出張の帰途、監査業務のため木曜日・金曜日に立ち寄ったパリは雨模様でしたが、ロンドン監査室のスタッフから「TGVで2時間あまり南のリヨンは地中海性気候でパリとは違う」と言われ期待したのですが、土曜日は曇り、日曜日は雨のあいにくの天気でした。

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