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歴代リンクは分裂していた? 『ゼルダの伝説』シリーズに隠された壮大なミステリーとは

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歴代リンクは分裂していた? 『ゼルダの伝説』シリーズに隠された壮大なミステリーとは

第1作目の発売以来、30年以上にわたって愛されてきた『ゼルダの伝説』シリーズ。アクションや謎解きはもちろんのこと、主人公・リンクとハイラルの大地にまつわる物語も人気の理由です。これまでゲーマーたちは、謎めいた世界観を熱心に考察してきました。

『ゼルダの伝説』ポータルサイトで公開されている「ヒストリー」(シリーズ年表)では、そんな世界観のヒントが綴られているとのこと。本稿では年表を参考にしつつ、ハイラルの大地とトライフォースをめぐるミステリーに迫っていきましょう。

マスターソードとハイラル王家の誕生──『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』
我々が知りうる最古の時代を描いた作品が、2011年発売の『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』(Wii/Wii U)です。

同作ではハイラルの大地が生まれる以前、人々が空に浮かぶ浮島「スカイロフト」に暮らしていた時代が描かれました。騎士学校に通う主人公の青年・リンクは、竜巻に襲われて離ればなれになった幼なじみの少女・ゼルダを探します。そのために、誰も入ったことのない大地へと降り立つことに。

冒険の末、ゼルダは邪悪な魔族を封じるため、「トライフォース」の力を目覚めさせました。そしてリンクもまた、剣の精霊ファイの力を借り、「マスターソード」を完成させます。戦いの後には、ゼルダの子孫たちが「ハイラル王家」と呼ばれる存在に──。

「トライフォース」「マスターソード」「ハイラル王家」…。『ゼルダの伝説』シリーズに登場するキーワードが、この物語で誕生していることが分かるでしょう。

ハイラルの歴史のターニングポイント──『ゼルダの伝説 時のオカリナ』
『スカイウォードソード』によって誕生したハイラルの歴史は、『ふしぎのぼうし』『四つの剣』と続いていきます。そして次に歴史が大きく動いた作品が、『ゼルダの伝説』シリーズ中興の祖といわれる『時のオカリナ』(Nintendo 64)でした。

同作はコキリの森に住む少年・リンク(後の「時の勇者」)が、「トライフォース」を狙う魔王ガノンドロフと戦うストーリー。リンクは「時のオカリナ」の力で7年後の世界に移動し、大人に成長した姿でガノンドロフと対峙します。

この作品から、ファンの間では「『ゼルダの伝説』シリーズは元の時間軸と7年後の時間軸で分岐するパラレルワールドになっているのではないか?」と言われていました。そして「シリーズ年表」の公開によって、その推測が正しかったことが明らかに。ただし、分岐は2つではなく3つでした。

実際には「時の勇者が子ども時代に戻った時間軸」「時の勇者が大人となってガノンドロフを倒した時間軸」に加えて、作中では語られない「時の勇者がガノンドロフに敗北した時間軸」が存在したようです。

シリーズ第1作『ゼルダの伝説』や第2作『リンクの冒険』など、最初期の作品群は「時の勇者がガノンドロフに敗北した時間軸」の続きとのこと。「時の勇者が子ども時代に戻った時間軸」では、同じくリンクを主人公として『ムジュラの仮面』、『トワイライトプリンセス』『4つの剣+ ハイラルアドベンチャー』へと物語が続いていきます。

そして「時の勇者が大人となってガノンドロフを倒した時間軸」は、『風のタクト』『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』といった、いわゆる「トゥーンリンク」を主人公とした作品群へと繋がっていきました。



ハイラルの歴史の終着点!?『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』
ここで新たに疑問が生じてくるのが、ニンテンドースイッチで発売された『ブレス オブ ザ ワイルド』の立ち位置。『ゼルダ無双』などの外伝作品やリマスター作品を除いた『ゼルダの伝説』シリーズの最新作ですが、その世界観は解釈が難しいものとなっています。

「シリーズ年表」を見てみると、『ブレス オブ ザ ワイルド』は全作品の最後尾に置かれています。しかし「時の勇者が子ども時代に戻った時間軸」「時の勇者が大人となってガノンドロフを倒した時間軸」「時の勇者がガノンドロフに敗北した時間軸」、そのいずれにも繋がっていません。

過去作との間には1本の線が引かれており、まるで歴史を切断されたかのような見た目。あるいは「全ての時間軸が『ブレス オブ ザ ワイルド』の世界に収束する」という意味としても捉えられるでしょうか。

ちなみに『ブレス オブ ザ ワイルド』については、2022年に続編が発売される予定。もしかすると、そう遠くない未来にすべての謎が明らかになるかもしれませんね。


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