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2022年、新興国市場の先行きは明るい

幻冬舎ゴールドオンライン

本記事は、フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社の「新興国株式市場見通し」最新レポートを転載したものです。

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「新興国市場の先行きは明るい」4つの理由

2022年に向けて、新興国市場の先行きは明るいと考える理由はいくつかあります。

【本記事のポイント】

• 株式市場のバリュエーションは懸念材料の多くをすでに織り込んでいるとみられ、長期的に投資妙味が高いことを示唆しています。

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• 中国市場のバリュエーションは下限に近いとみられ、2021年に大きなマイナス材料を受けて落ち込んだ現在の水準から、下支えされる見通しです。規制強化をめぐる不透明感や新型コロナウイルス感染を完全に抑え込む「ゼロコロナ」政策による足元の逆風は、2022年も続く可能性がありますが、中国政府は必要に応じて経済成長を安定させる用意があります。

• 新興国市場では構造的なプラス要因が依然として顕在化しており、新たな投資機会をもたらす可能性が高いと思われます。注目すべき主なテーマとしては、デジタル化や脱炭素化が挙げられます。

• 財政収支や経常収支も以前に比べ改善しており、過去の景気の下降局面で新興国市場を襲った深刻な市場の混乱は回避できる可能性があります。

株式市場は懸念材料の多くをすでに織り込んでいる

2021年は新興国市場にとって試練の年となりました。国によってワクチンの普及にはばらつきが見られ、パンデミックからの脱却に向けて出だしでつまずきました。新興国では、経済活動の再開や株式市場の取引再開も先進国に遅れを取りました。

中国が主な懸念材料の対象となり、財政支出の抑制と金融引き締め、各種産業への規制強化につながる「共同富裕」政策に、「ゼロコロナ」対策が重なり、投資環境は冷え込みました。米国のインフレや金融政策の方向性をめぐる懸念も浮上しました。

ブラジル、メキシコ、ロシア、韓国などの主な新興国は、先進国に先駆けて物価上昇圧力の抑制に向けて利上げに踏み切りました。

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