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暴言・暴力を覚えている…老後に顕在化する「親子関係」の闇

幻冬舎ゴールドライフオンライン

※本記事は、松谷美善氏の書籍『不完全な親子』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

お子さんとの意思疎通がうまくいっていないあなたへ

あなたが介護を希望していてもいなくても、あなたが確かなうちに、お子さんと話す機会を設けてください。

普段は問題がないように思えても、あなたとの親子関係をお子さんが内心どう考えているのか、わかっていないことが多いものです。

人間の記憶は曖昧で、特に高齢者は自分の都合のよいように記憶を上書き保存している傾向があります。

親にすれば𠮟咤激励したつもりで、些細なことと忘れてしまったことも、それを受けた子は暴言や暴力として記憶していることがあります。特に思春期に受けた場合は、深くインプットされています。

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とりわけ、ほかの兄弟と比べられた記憶は、将来まで深く影を落としています。

過ぎてしまったことは決して元には戻りませんが、お子さんとしっかり話し合って、親子関係を軌道修正しておくことによって、後悔せずに最期を迎えることができるのです。

お子さんが一人であっても複数であっても、親の老後、特に認知症になったり、末期救命医療を受ける状況に陥ったときに、お子さんがどう対処したらよいか困らないようにしておくことが、親の務めだと思います。

お盆休み、お彼岸、年末年始などに、家族が集まる機会をどうか設けてください。

そしてご自身が確かなうちに、ご夫婦とお子さん相互で、わだかまりを解くきっかけをつくってください。ぜひ、親とお子さん全員が情報を共有していただきたいと思います。

親と子が個別に話して納得したつもりでいても、親から自分だけ多く遺産をもらおうとする子が出てくるのは、よく聞く話です。

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