top_line

【 最新ニュースをアプリでサクサク読むなら! 】

相手との関係を壊す“スマホいじり”に注意/ わかる! 伝える!視線の心理術⑤

ダ・ヴィンチNEWS

ビジネスシーンでもプライベートでも使える、「マスク・画面越し」のコミュニケーション術。コロナ禍によって、大きく変化したコミュニケーションの形。マスクで口元が見えなかったり、テレワークの普及などの影響で、人の気持ちを察するための手掛かりの不足によって生じる悩みや不安を、心理学の面などからアプローチし、新たな状況の中でのコミニュケーションに対応できる対処法をわかりやすく紹介!

相手との関係を壊すスマホいじり

石井ゆかりさんに聞いた2022年の星模様。前半でチャージして、後半は…?

 朝起きたら真っ先にスマホを手にして、寝る直前まで画面を見つめる現代人――片時も携帯を離さず電車やカフェなどいたるところでスマホの画面を見つめる人の姿が、当たり前の光景になりました。ひとりの時間なら問題はありませんが、人と会っているときのスマホいじりをめぐってはさまざまな意見があります。

 たとえ、目の前に話し相手がいてもLINEなどSNSからの通知が届くと、わたしたちはつい反応してしまいますが、なぜ目の前の相手よりもスマホが気になってしまうのでしょうか? 対面中の場合、関係性を悪化させないためには、スマホをどのようにあつかえばよいのでしょうか?

脳からはドーパミンが出ている

 現代人は、平均で1日4時間もスマホにさわっているというデータもあるほど、スマホはわたしたちのライフスタイルに欠かせないものとなりました。

広告の後にも続きます

 ビジネスシーンでは、会議中に携帯をさわる相手を見て「話の途中で携帯を見るなんて、失礼な人だな」と思った覚えがある人もいるはずです。

 立場が上の相手が目の前でスマホをさわっていると、「この話に興味がないのだろうか」「退屈だというアピールだろうか」などと頭の中であれこれ考えて不安になってしまいます。

 仲のいい相手と会っているとき「今いっしょにいるのにスマホばっかり見ないで!」と怒ったり、あるいは怒られた経験をした人も多いはずです。仕事中やプライベートに関わらず、わたしたちは目の前の人が携帯を見ていると、疑いや怒りを感じ、関係は悪化してしまいます。

 なぜ、そこまでスマホが手放せないのか『スマホ脳』の著者で精神科医のアンデシュ・ハンセン氏によるとそれには脳内のドーパミンに関係があるとのこと。幸せ物質といわれるドーパミンは、期待の大きさに応じて増えるといわれています。投稿した写真にどれくらい「いいね!」が付いているのか、今スマホを開いたらどんな新しい情報があるのか、そんな期待と同時にドーパミンが出ること、その快感がやめられないわたしたちはいつしかスマホが手放せなくなっています。そして、スマホに夢中になるあまり、相手が怒っていることにも気づかない、そんな悪循環が始まるのです。

 先述した『スマホ脳』によると、友人とのディナーの感想を300人に調査した研究で、スマホが人間関係にどれだけ影響を与えるかがわかりました。

 被験者Aチームは、食事中にメールが届くからとスマホをテーブルに出していてもらい、Bチームはスマホを出さずに食事をしたところ、AチームはBチームにくらべて、ディナーがいまいちだと感じたという結果に。

  • 1
  • 2

TOPICS

ランキング(読書)

ジャンル