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ファンタジー基地建設戦略シム『King under the Mountain』―『Prison Architect』や『RimWorld』と同じアートスタイルがぴったりなので採用【開発者インタビュー】

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ファンタジー基地建設戦略シム『King under the Mountain』―『Prison Architect』や『RimWorld』と同じアートスタイルがぴったりなので採用【開発者インタビュー】

気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Rocket Jump Technology開発、PC/Mac/Linux向けに11月24日に早期アクセスが開始されたファンタジー基地建設戦略シミュレーション『King under the Mountain』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、ファンタジー世界が舞台の基地建設戦略シミュレーション。まずは小さな村づくりから始まり、プレイヤー自身の王国にまで成長させていきます。様々なプレイが可能で、険しい山の中にドワーフの要塞を建てたり、重要な河川に沿って人間の交易街を作ったり、あるいはオークの部族として狩猟や襲撃で生きていくなんてことも可能。今後は、他のプレイヤーの作ったマップを訪問、探索できるようになる「アドベンチャーモード」も実装予定。有志による日本語訳にも対応していますが、一部最新の部分が未翻訳ということで、今後手伝っていただける方はぜひメールで連絡していただきたいとのことです。

『King under the Mountain』は、2,570円で早期アクセス配信中。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Rossこんにちは、本作の開発者のRossです。ゲームは私の人生の中で一番大好きなものであり、プレイするだけでなく、ついに自分で作ることとなり、とてもワクワクしています。ありがちではありますが、私の一番好きなゲームは、欧米においては(少なくともイギリスにおいては)シリーズ初のヒット作となった『ファイナルファンタジーVII』です。ストーリー、キャラクター、そして特にその世界観に、1997年の私はもう大興奮でしたね。リメイクも今のところとても良いものになっているのが嬉しいです。しかし、私が主にプレイするのはストラテジーゲームとマネジメントゲームでして、昔のものだと『ダンジョンキーパー』や『The Settlers』が大好きで、それが本作の開発にも繋がりました。

――本作の開発はなぜ始まったのですか?

Ross私はずっと昔からゲームを作りたかったのですが、まずはソフトウェアエンジニア(ビジネスソフトウェア)を数年間やり、ここで必要なプログラミングスキルと経験を得ることができました。私は絵がめちゃくちゃ下手で、大きな予算もありませんでしたので、『Prison Architect』や『RimWorld』と同じようなビジュアルを採用することとしました。比較的低予算でできますし、本作のようなスタイルのゲームにはぴったりですからね。

――本作の特徴を教えてください。

Ross本作はまだ比較的開発初期段階で、まだまだ先は長いです。プレイヤーは自分のキャラクターたちによる小さなパーティーを編成し、アイテムや資源集めのために冒険に送り込むことができるようになります。これはランダム生成のマップや、もっと面白いことに、他のプレイヤーの作ったマップになりますので、他のプレイヤーのために面白い場所を作ってあげよう、というのがプレイする理由付けにもなるでしょう。

――本作はどんな人にプレイしてもらいたいですか?

Ross本作は本当にただ自分がプレイしたいために作ったゲームですので、ターゲットがいるとしたら私自身ですね。それ以外に、特にどんな人に遊んでもらいたいかというのは考えていません。しかし嬉しいことに、本作を気に入っていただけている人が多少はいるみたいです!

――早期アクセスはどれぐらいの期間を予定していますか?今後どのような要素が追加されるのですか?

Ross早期アクセス期間は長くなるでしょう。少なくとも数年はかかると思います。今後追加予定の細かなアップデートとマイルストーンについてはロードマップに記載していますので、ぜひご覧ください。

――早期アクセスとしてリリースしてみた感想を聞かせてください。

Ross近年は早期アクセスでも「ほぼ完成版」のようなものを期待している人が多いですが、本作は実際に開発初期段階だというのに、反応は想像以上にポジティブです。私としては早期アクセスとしてリリースする前にもっと時間をかけたかったのですが、本作の開発にかける余裕がなくなってきてしまったので(私はソロデベロッパーです)、早期アクセス版での収入で開発を続けることとしたのです。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Rossはい、主に他のゲームから影響を受けています。一番好きなゲームの一つが『ダンジョンキーパー』と言いましたが、これと似たようなゲームを探していたときにかなり初期段階の『Dwarf Fortress』と出会い、これが本作に一番大きな影響を与えています。『ダンジョンキーパー』と『The Settlers』の影響ももちろんありますね。『Prison Architect』や『RimWorld』と同じアートスタイルを採用していますが、これらのゲームプレイをベースとはしていません。その代わり、『RimWorld』と同じインスピレーションを受けています。そのため、多くの人が本作をそのクローンと思ったりしますが、これは私の意図したところではありません。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Ross変な感じもしますが、私の本業の方が完全にリモートになったということもあり、新型コロナは本作の開発を手伝ってくれました。自宅からだとオフィスに行っていた時のように効果的に仕事ができないだろうと思っていたのですが、意外と上手くいってしまいました。

パンデミックが続いているので、私は転職することを決意し(以前はビジネスソフトウェアコンサルタントでした)、小さい頃からの夢であったフルタイムのゲーム開発者となったのです。2021年の7月頃からは趣味のプロジェクトではなく、フルタイムで本作の開発をしており、今は早期アクセスによる収入もあるため、正式リリースまではこの調子で開発を続けていくつもりです。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Rossはい、本作の配信をしてくれるのはいつ見てもとても嬉しいです。収益化もOKです。こちらのページでしっかりと意思表明しております。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Ross本インタビューをお読みいただき、ありがとうございます。そしてすでに本作を遊んでみていただいた方には、遊んでいただきありがとうございます!私は日本が大好きですので、日本の方に本作を遊んでいただけるというのは本当に嬉しいです。ゲームプレイや翻訳に関するフィードバックをいただけるととても助かります。本作はとてもトールキン的(訳注:小説「指輪物語(映画「ロード・オブ・ザ・リング」の原作)」の著者、J・R・R・トールキンのこと)なファンタジーの世界を舞台にしていますので、それが日本のプレイヤーの方にどのように感じていただけるか、とても興味があります。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に500を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

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