アメリカのコネチカット州に暮らすケリー・ダウリングさんは、生後9か月の女の子の母親です。
ある夜、愛犬のヘンリーが赤ちゃんのいる寝室へ入り、彼女を起こそうとしていました。
その時、赤ちゃんは具合が悪かったのだとか。
ケリーさんはヘンリーに部屋から出るようにいいますが、なぜか愛犬は何度もその部屋に戻り、赤ちゃんを起こし続けました。
犬が赤ちゃんを起こそうとした理由は
ケリーさんは、何度注意しても赤ちゃんが眠っている部屋へ入ろうとするヘンリーにうんざりしていました。
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そしてヘンリーを部屋から連れ出そうとした時、彼女がふと娘のほうを見ると、赤ちゃんが呼吸をしていなかったのです。
海外メディア『GOOD MORNING AMERICA』によると、赤ちゃんの顔色は青くなり、身体が硬直し始めたのだそう。
赤ちゃんはなんらかの理由で呼吸困難に陥っていたのです。
ケリーさんと夫は急いで赤ちゃんを病院へ連れて行きました。そこで医師がすぐに赤ちゃんの気道を確保し、一命を取り留めました。
Last night the dog kept breaking into the nursery and waking the baby. She’s been sick, and I was getting so fed up with him.
— kelly andrew 🍂 (@KayAyDrew) December 14, 2021
Until she stopped breathing.
We spent the night in the hospital. I don’t know what would have happened if he hadn’t woken her. We don’t deserve dogs. pic.twitter.com/PBJCJVflgh
普段のヘンリーは、寝ている赤ちゃんを邪魔するようなことはしないのだとか。
この日は、赤ちゃんの異変に気付き、ケリーさんに知らせようとしていたと思われます。
娘の容態が安定した後、家に戻ったケリーさんは、ヘンリーに感謝をしてたっぷりと甘やかしてあげたそうです。
Thanks for all the well wishes, everyone. The baby is doing much better today and we are home with Henry, who bravely held the fort all night even though he is scared of the dark. pic.twitter.com/dKem0kXQzs
— kelly andrew 🍂 (@KayAyDrew) December 14, 2021
ケリーさんがこの出来事についてTwitterに投稿すると、ヘンリーのお手柄に称賛の声が殺到しました。
・ヘンリー、よくやったね!
・なんていい子。たくさんのおやつをあげて、お腹をなでなでしてあげて!
・あなたの娘には最高の親友がそばにいるんだね。
ケリーさんは「ヘンリーは将来、ステーキを食べることになるわ」とご褒美を約束しています。
赤ちゃんは順調に回復しているそう。もしヘンリーが赤ちゃんを起こそうとしていなかったら、ケリーさんは赤ちゃんの異変に気付かなかったかもしれません。
犬の観察力の鋭さには驚かされますね!
[文・構成/grape編集部]
出典 @KayAyDrew/GOOD MORNING AMERICA