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【小説】「彼は浮気をしている」「どこ?」ふすまが開くと…

幻冬舎ゴールドライフオンライン

※本記事は、小神子眞澄氏の小説『紅葵』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

虎谷屋の怪

家に帰ると、自分の部屋に貝殻を隠し、着物を着替える。幸い祖父はいない。じっくりと、調べることができる。

先ず新之助に逢わなくては……。

外に出る。誰も麻衣が出たことに、気づく者はいなかった。いつもの料理茶屋に入る。

「あら、今日はお休みでなかったの」

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「ええ、でも用事があるから出てきたのよ」

麻衣はおかみに言う。

「そ、ならいいわ。ちょうど、麻衣さんに用事があるのよ」

と意味ありげに言う。

「何?」

「ふふふ。お楽しみ!」

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