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元・不登校の少年のメッセージ「不登校になっても絶対大丈夫」

幻冬舎ゴールドライフオンライン

※本記事は、ほしな和生氏の書籍『子どもが不登校になったら』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。

不登校生活を満喫した少年の行く先とは…

それから。一(いっ)カ月(げつ)ぐらい、おかんが毎朝(まいあさ)学校(がっこう)の最寄(もよ)り駅(えき)まで送(おく)ってくれて、俺(おれ)もだんだん高校(こうこう)生活(せいかつ)になじんできて、そのあとは一人(ひとり)で学校(がっこう)へ行(い)けるようになった。なんか、学校(がっこう)のみんなも昔(むかし)不登校(ふとうこう)やったり、学校(がっこう)でいじめられてたり、という奴(やつ)が多(おお)くて、俺(おれ)と同(おな)じやった。なんとなく、みんなの中(なか)に居(い)ても疎外感(そがいかん)がない。一人(ひとり)でいても、心地(ここち)いい。

その後(ご)、俺(おれ)はほぼ学校(がっこう)を休(やす)まず、毎日(まいにち)通(かよ)った。マンガコースを選(えら)んで、毎日(まいにち)マンガを描(か)いた。周(まわ)りの奴(やつ)らは半端(はんぱ)なくみんな上手(うま)い。そいつらが、マンガを描(か)くときのコツとかいろいろ教(おし)えてくれて、俺(おれ)もみるみる上達(じょうたつ)した。気(き)が付(つ)いたら、大学(だいがく)でもマンガをもっと学(まな)びたい、と思(おも)ってた。

目標(もくひょう)ができたら、頑張(がんば)れる。大学(だいがく)入試(にゅうし)の勉強(べんきょう)も、今(いま)までにないぐらい頑張(がんば)った。試験(しけん)当日(とうじつ)も頑張(がんば)り過(す)ぎて、手(て)が腱(けん)鞘炎(しょうえん)になったくらい。そして、第一(だいいち)志望(しぼう)の大学(だいがく)に合格(ごうかく)したんやな。

で、相変(あいか)わらず俺(おれ)は毎日(まいにち)マンガを描(か)いてる。周(まわ)りのやつらも、俺(おれ)の不登校(ふとうこう)時代(じだい)を知(し)ってるけど、別(べつ)に、

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「ああ、そうやったん」

ていうぐらいの感(かん)じ。誰(だれ)も気(き)にしてない。

そんなわけで、俺(おれ)は不登校(ふとうこう)になって実(じつ)は良(よ)かったんかも。自分(じぶん)がやりたいことが何(なに)か、とかいろんなことに気(き)づけたし。何(なに)より、自分(じぶん)の好(す)きなことを思(おも)う存分(ぞんぶん)楽(たの)しむ時間(じかん)が得(え)られたのは、ほんまにありがたかった。そっから、自分(じぶん)の進(すす)む道(みち)を見(み)つけることができた。普通(ふつう)に学校(がっこう)行(い)ってたら、勉強(べんきょう)や部活(ぶかつ)に追(お)われて、そんなことを考(かんが)える暇(ひま)なんてなかったかも。

不登校(ふとうこう)時代(じだい)は、俺(おれ)にとって黒歴史(くろれきし)や、とずっと思(おも)ってたけど、今(いま)振(ふ)り返(かえ)ってみると、ちょっと違(ちが)うかも。実(じつ)は意外(いがい)と、不登校(ふとうこう)時代(じだい)も楽(たの)しかった。そんな不登校(ふとうこう)時代(じだい)の俺(おれ)にあこがれている下(した)のきょうだいたちを見(み)て、おかんは苦笑(くしょう)してるけど。

まあ、人(ひと)それぞれいろんな歴史(れきし)、人生(じんせい)があって、みんなそれって違(ちが)っててええんや、ということに気(き)づけたのは、最大(さいだい)の収穫(しゅうかく)やったかもな。不登校(ふとうこう)になって良(よ)かったと、今(いま)の自分(じぶん)なら思(おも)えるで。

~今(いま)、絶賛(ぜっさん)! 不登校中(ふとうこうちゅう)の君(きみ)へ捧(ささ)ぐ~

だから、不登校(ふとうこう)になっても、全然(ぜんぜん)大丈夫(だいじょうぶ)。自分(じぶん)の好(す)きなこと、得意(とくい)なことを見(み)つける方(ほう)が、学校(がっこう)に無理(むり)して行(い)くよりもよっぽど大事(だいじ)。それが見(み)つかったら、それぞれの好(す)きなことを楽(たの)しむ人生(じんせい)を生(い)きていけばええねん。学校(がっこう)だけが全(すべ)てやないし、人生(じんせい)いくらでもやり直(なお)しできるで。特(とく)に子(こ)どもやったら全員(ぜんいん)もれなくね。

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