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「すぐ戻れ!」電話越しに夫激怒…帰宅した長男が絶句したワケ

幻冬舎ゴールドライフオンライン

妻として、母として、子として。25年間の心身の痛みを耐え忍び、そして家族を支え続けた。 ※本記事は永久氏の連載『六根清浄 親と子の絆』を再掲したものです。

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その七 家族病

⑬ 強迫的観念

約一週間後の辞令交付の日。私が異動先の職場で前任者と引き継ぎをしている時、彼から電話が入りました。彼は休んで酒を飲んでいたのです。

「家をどうする気だ! はっきり取り決めなければならない。話し合う必要がある。すぐ戻れ!」と言ってきたのです。私は怖さでいっぱいになり、どうしよう……と怯え、どうしようもない心の状態に……。このままでは……と。

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「このままにしておくわけにはいかない」という気持ちが私を襲い、「強迫的観念」にとらわれて、家に戻ってしまったのです。話し合いをするはずでしたが、結局、それはとても話し合いとは言えないものでした。私の「母親としての非」を問いつめられ、私が謝ることになってしまったのですから。

後悔してもどうしようもありません。どうしてこうなってしまうのでしょう。話し合いではなく、まさに「責め苦」にあったという方が当たっています。

確かに、平成五年の四月は、「長男が就職」したのです。次男も「高校入学」の大事な大きな節目でした。本来なら皆で祝うべきです。そんな大事な時と重なったのですから……。

子供たちからなら責められても仕方がないことです。お祝いをしてもらえないばかりか、苦しさ悲しさを心に秘めていたであろう子供たちの気持ちを思うと、母としては身を切られるような想いです。不甲斐なさを心の中で嘆きました。

その日は、長男も就職して初出勤の日でした。夕方帰ってきた長男から、「何で戻ったんだ!」と……。折角私を解放してくれたのに、後の祭りです。

家に戻ったその日から毎日のように「地獄の責め苦」です。人間として言いようのない、一人の女性として言葉にはとても言えない、表したくない屈辱的出来事の日々でした。四月末頃からシブリ感と血尿が続き段々ひどくなり、五月中旬頃、病院へ行きました。

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